レス克服のためには”間違っている”考え方(1)

「レス」の克服
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5年前、妻との間のレスに悩んでいた頃。

僕は、「夫婦なんだからするのが当たり前。俺の要求に応えようとしない妻が間違っている!」と思っていました。

そして、「レスの問題を解決するためには、妻が自分との“〇〇〇”を出来るようになることが必要だ。」と思っていました。

そのために、「妻が変わるのが当たり前だ」と思っていました。

これらは全て、レスの問題を克服するための考えとしては”間違って”います。

今、このブログを読んでいただいている「拒否され側」の夫の皆さんのために、一つずつ解説していきたいと思います。

×夫婦なんだから”〇〇〇”は、するのがあたり前?

これは、僕の「思い込み」。そして、多くの「拒否され側」の方が信じている「思い込み」でもあります。

法律上の話や、裁判での判例を持ち出して、「夫婦である以上、”行為”に応じるべきである!」と論じる方もいらっしゃいますが(僕も以前はそんな風に思っていた時期がありましたが)、法律で人の心は縛れないですもんね。

僕ら夫婦の間では、妻の僕に対する不信感が、妻が”行為”を拒否する大きな要因としてありました。基本的に、二人の間の信頼関係が崩れている状態では、「そんな気になれない」というのは当たり前のことだと思います。

当時は、このことがなかなか理解できませんでした。自分自身の感情のことで精一杯だったんです。

また、出産・育児中の女性の多くは、大きなストレスと身体の疲れを感じながら生活しているので、それ以前とは「性のこと」への欲求の度合いが全く変わってしまっていることが多いということ。別に悪気はなくても、”〇〇〇”より睡眠の方が大事になったりするのは「当たり前」のことだったりします。

このことも、例えば子供が生まれる前に知っていればあんなに苦しむこともなかったのに。そう思います。

✖要求には応えるのが妻の務め?

冷静にこんな風に書かれて、「そうだよ!当たり前だろ!」と答える人はあまりいないと思います。かつての僕も、こんな風に妻に問われて「そんなことは言って無いだろ!」と切れた覚えがあります。

でも、考えていることはそういうことなんですよね。「応じるのが妻の務めだろう」てね。

確かに、婚外での関係を禁じられている以上、妻(あるいは夫)しか「性のこと」に対する欲求の対象にはなり得ないので、「務めだ!」という考えも、間違いではありません。

ただ、ではあなたが欲求を感じた時に、必ず相手が応じないといけないのか?と考えたならどうでしょうか?

きっと、答えは「No」ではないでしょうか。

幸いなことに、我々人間は”ある程度”であれば自分で自分の欲求を解消することが出来ます。

また、「性のこと」への欲求自体を”ある程度”他の欲求に振り分けてしまうことも可能です。

さらに、欲求が叶わないときに激しい怒りや悲しみを感じてしまう原因を知ることで、怒りをこれも”ある程度”コントロールすることも可能です。

長くなりますので、続きはまた明日書きたいと思います。

 

 

 

 

 

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