レス克服のためには”間違っている”考え方(2)

「レス」の克服
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妻とのレスに悩んでいたときの僕の「考え方」について、レスを克服する観点から見ると”間違っている”点を、振り返っていきたいと思います。(昨日の記事の続きです)

×レスの克服には、相手が出来るようになる必要がある

これ、結構多くの方がこんな風に考えているのではないかと思います。

僕も、当然そうだろ!と思っていました。

しかし、相手が応じてくれるようになることがレスの問題の解決にはつながらないというのが、今の僕の考えです。

まず、拒否される側の話から。

”〇〇〇”を断られたり、避けられたときに、必要以上に感じてしまう激しい怒りや悲しみの裏には、”行為”に対して純粋な欲求以外のことを結び付けて考えてしまっている「思考の癖」がついてしまっている可能性があります。

心の奥底には、他の不満があったりするんです。

僕の例でいえば、普段他人の目を気にして自分の欲求を抑えてしまっている分、”〇〇〇”をその代償と捉えていました。ですので、”〇〇〇”が要求どおりにできないと、激しい怒りを感じていたんです。

逆を言えば、その他の欲求を我慢せずにきちんと満たしてあげることが出来れば、そのような怒りを弱めることが出来る、ということにもつながります。

この「思考の癖」を放置したまま、おざなりに”〇〇〇”だけが復活できたとしても、根本にある「心の不満」を解消してあげなければ、結局なんのかんの言って不満は残った状態のままになります。そうすると、今度は「嫌々応じているのが気に食わない」とか、「自分から誘うばかりなのが嫌だ」とか、どこまでいっても満足できない状態は続くのです。

次に、拒否する側の話をすると。

”〇〇〇”をしたくない」と感じている背景にも、やはり何らかの「心の不満」が横たわっていることが多いです。

例えば、パートナーの「技能」の稚拙さによって、”〇〇〇”が痛かったり、苦しかったり。「妊活」のための感情を伴わない”〇〇〇”が苦痛だったり。

出産・育児中の疲れ・ストレスによる睡眠不足であったり。

それらを理解してくれないパートナーへの不信感や怒りであったり。

これらを無理に抑え込んで”〇〇〇”に応じていると、今度は心が歪み、壊れていってしまう。

そうなってしまってからでは、遅い。

また、心が壊れてしまわなくても、そんな状態を自分に強いるパートナーへの不信感や怒りはどんどん蓄積されていきます。パートナーとの関係性は悪くなっていく一方です。

レスの問題を解消するために、安易に”〇〇〇”だけを復活させることは、実際には解決を遠ざけてしまう悪手だということ。

拒否する側も、拒否される側も、自身の心の中にある問題を解決することが一番大事なのだと思います。

 

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