「夫婦は所詮、他人」だから。

傷ついているあなたへ
スポンサーリンク

「夫婦は所詮、他人」

この一言を目にして、あなたはどう感じるでしょうか。

きっと、心の状態によって感じ方は全く違うと思います。

妻とのレスで苦しんでいた最中の僕であれば、「ふん!そんなこと分かってるよ!でもそんな風に割り切れないから苦しんでいるんだ!」と苛立ったことでしょう。

この言葉を見て、「悲しいな、、、」と感じる人もいれば、「何てこと言うんだ!」と腹が立つ人もいる。ホッとする人もいるかもしれない。

今の僕はこう思います。「そう、所詮他人。だからこそ一緒に居られることを感謝しないといけないし、色々と努力しないといけない。」ってね。何格好つけてるんだ!と思われるのかもしれませんが。

夫婦の関係性で悩んでいる人の中には、「夫婦であること」に必要以上に思い意味を持たせて考えている方が多くいらっしゃいます。そして「夫婦なのに、、、」「こんな夫婦でいいのか、、」「こんなんで夫婦である意味なんてない、、、」みたいにどんどん自分で苦しくなってしまったりする。

なんだか、”相思相愛、以心伝心、つぅと言えばかぁ”って感じの、朝ドラや漫画に出てきそうな、そんな夫婦像を理想像にしてしまっている人が多いように感じますが、実際問題、夫婦って結局、「所詮は他人」でしかありません。

自分の考えていることも、相手の考えていることも、言わないと伝わらないし、聞かないと分からない。それどころか、言っても伝わらないし、聞いても分からないことも多々あります。だって、もともと考え方も物の見方も全く違う「男と女」。何もかも、理解し合えて分かり合えて、いつもいつもお互いを想い合って、、、なんて難しいことです。

「こんな夫婦なんて夫婦で居て意味あるのか!」なんて考えてしまっている人は、まず「じゃぁどんな夫婦で居たいのか?」を一度考えてみて欲しいと思います。あなたの頭の中にある「夫婦のあるべき姿」を考えてみて。もしかしたらそれは、「そんなの無理やろ!」って言うようなものなのかもしれませんよ。

「夫婦は所詮、他人」ということを受け入れることが出来ると、きっと自分で勝手につけている「夫婦とはこうあるべき」があまり意味のないものだと分かってくると思います。

また自分語りになりますが、僕の両親は「妻とは、夫が苦しい状況の時に身を挺して助けるべき存在」だと信じていて、僕たち子供に断るごとにそう語っていました。ですが、妻にはあまりそういう考えは無いようで、その点に僕は不満を感じていました。

でも、それは正しくも間違ってもいなくて、ただ単に妻の価値観がそう、というだけ。そんなことに思い悩むなんて、意味がないことなんです。

なんだか身も蓋もない、突き放した言い方ではありますが、でも夫婦は所詮他人。だからこそ、一緒にいるために努力が必要だし、ともに生きていくことに意味があるのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました