傷つけてしまうのも、仕方がないことなのかもしれない

「レス」の克服
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僕はこれまで、男は「精神的に弱い」ので、パートナーからセ〇〇スの不満などを突きつけられると傷ついてしまい、取り返しのつかないことになり得る。だから慎重に対応しないとダメだ。そんな風に考えていました。

ご主人のセ〇〇スが「嫌」で、ご主人とはしたくない、というケースも、ご主人がセ〇〇スに応じてくれず、辛い思いをしている場合にも、ストレートな言い方は出来るだけ避けて、ご主人を傷つけないように伝え方を工夫すべきなんだ、と。

でも、最近になって少し考えが変わってきました。

このブログを読んで下さっている、ご主人との性生活の不一致で悩んでいる女性の皆さんのお話を伺っていると、「もう、ご主人が傷ついてもいいから、はっきり言った方がいいかもよ」と言いたくなるようなケースがあまりに多いから。

皆さん、健気でいじらしい。これまでご主人の希望通りに我慢してきて、もう限界だとか、こんな風な言い方をしたら彼が傷つくんじゃないか、と心配して言いたい事も言えずに来た、とか。

皆さん、ご主人が傷つかないように自分の言いたい事をグッと堪えて、飲み込んで。そしてその結果、余計に自分を傷つけて。

もう、その我慢はしなくても良いのかもしれませんよ。

ただでさえ傷ついているのに、もうこれ以上、あなただけが傷を負って、苦しむ必要はないと思います。

僕は、妻とセ〇〇スのことで一番もめていた頃、「男として魅力を感じない」と言われたことがありました。

今考えても、そのときには盛大に傷つきました。言っていいことと悪いことがある。もういっそのこと、妻だけEDにでもなって、他の女と浮気してやる。怒りのあまりにそんなことまで考えました。

でも、その傷って、もうすっかり癒えました。今考えれば、あの一言があったからこそ、自分自身ときちんと向き合って、根本から変わっていかないといけないんだ、という気持ちになれたのだと思います。

確かに男は女性に比べて精神的に脆く、傷ついたら立ち直るのに時間がかかりがち。ひょっとしたら、その一言が引き金になってダメになってしまうかもしれない。

でも、あなたが一方的に我慢し続けなければ維持できないような二人の関係を守っていくことに、どれほどの価値があるでしょう。あなただけの我慢の上にしか成り立たないような関係が、あなたを幸せにするとは到底思えないのです。

言いたい事は言う。言うことで相手が変化を起こすかもしれません。もし、そんな一言でダメになってしまうような関係なのであれば、二人の縁はそれだけのことだったのかもしれません。

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