レスになったときの”いきさつ”について思い出すこと

「レス」の克服
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「いつの間にか、しないのが当たり前になっていた、、、、。」

夫婦間のレスについて考えていくときに、レスになり始めの状況について思い出すことは、僕は大事なことだと思っています。

これを思い出したからと言ってすぐにレスの問題が解決する訳ではないですし、例えば「どっちが悪い」みたいなことを判断したいからではありません。

ただ、現在「拒否する側」に回っている方の「当時の感情」が、今の「拒否する」という「行動、心理」に繋がっていることもあるからです。

僕たち夫婦を例にとってみると、一番最初は「2人目出産後の育児疲れ」による「すれ違い」でした。しかしそのすれ違いを「俺をバカにしている!」と僕が感じてしまったこと。それに対して妻が「どうして分かってくれないの!」と感じ始め、それが「そういえば前にこんなことを言われた、あんなことを言われた!この人は私のことを全く分かってくれない!この人は私のことを否定している!」という風にエスカレートしてしまったことで、どんどん問題が大きくなっていったのでした。

この場合、まず僕が「妻は俺のことを軽く見ている。バカにしている」という思い込みから抜け出す必要がありましたし、妻の「否定されている!」という感情を和らげるような行動・言動をとる必要がありました。一方の妻のほうは「否定されている!」という気持ちを和らげ、僕のことを「受け入れられる」状態になる必要がありました。

レスになり始めの頃の夫婦のあり様を考えてみると、「拒否する側」がなぜ「したくなくなったのか」についてのヒントがそこに隠されているような気がしています。「家族」になったから出来なくなったのか、「構ってもらえない寂しさ」がそのような態度に出ているのか。人によって感情は様々でしょうが、少なくとも考えるためのヒントは見つかるのではないでしょうか。

先日からたびたび取り上げているように、セッ〇スというのは「脳」と、「脳の働き」による「感情」によってコントロールされています。その「感情」を無視した状態で、セッ〇スだけを取り戻すというのはおそらく「不可能」ではないかと考えています。

なぜ、パートナーは自分と性的なコミュニケーションをとりたがらないのか。その部分を知るための「ヒント」があるかもしれません。少し、当時のことに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

コメント

  1. みな より:

    昨日から、このブログを拝見しています。気になる題目をランダムに読ませて頂いています。夫、男性側の心模様を知ることが、なぜだか私をざわつかせるようです。あなたは誠実、真面目、几帳面、繊細…と優秀な方ですので、書かれる文章に惹き付けられるのだと思います。

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