自分が「間違う」ことを許す。妻を悪者にするのをやめる。
この二つのことを今後気を付けてやっていこう、と決めた次の日。
僕が住む福岡県北部は、記録的な大雨に見舞われたため、現場も中止。
高速道路なども止まり、川があふれるかもしれないという情報もあったため、仕事を切り上げ、職員も早めに帰宅することにしました。
妻も同じように仕事を切り上げて帰宅しているため、いつもより長い時間顔を合わせることになりました。
そうして、顔を合わせて話をしたり、妻の話を聞いていると。
妻のちょっとした間違いの一つ一つに反応している自分に気付く。「それはそうじゃない」「それはこうだよ」「それは間違ってる」と言った具合に。もちろん、言葉には出さないけれど、あぁ、自分はこんな風にいちいち反応していたんだなぁ。
きっと、こうやっていつも妻のちょっとした言い間違えなんかを否定してきたのだろうと思います。そして、それは多分、妻にとっては居心地の悪い空間だったのだろうと思います。
僕は、妻がいつも僕のことを否定している、と感じていました。でも、否定していたのはお互い様だった。どちらも負けじと相手を否定することで心のバランスを取っていたのかもしれません。
妻のことを否定的に捉えてしまうのは、もはや「思考の癖」のようになっているので、これを完全に止めるのには、少し時間がかかるでしょう。今はとりあえず、「あ、今否定的に捉えているな」というのを自覚することで、感情的になってしまうタイミングを少しでも減らしていこうと思います。
それにしても、こんなにも妻のことを否定してしまう背後には、自分に対して自信がないことも影響があるのかもしれません。自分に自信がない分、相手を落として自分が上にいこうとする。そんな心の状況も影響しているのでしょう。
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