【レス、克服への道】あらゆる可能性を排除しない、ということ

「レス」の克服
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これまでこのブログを書くにあたり、自分の経験だけではなく偏らないで記事を書きたいと、レスのことで悩んでいる方のブログや、掲示板などを拝見してきました。

しかし、この問題は本当に難しい。。。

僕たち夫婦がレスの問題を”克服”して夫婦仲を修復した方法論を語っても、単に僕たち夫婦だからうまくいったという話であって、同じ方法でうまくいく場合もあれば、逆に全く上手くいかない場合だってあり得る。

要因一つをとってみても、一人一人違うし、状況の酷さも一組ずつ違う。

ネット上で検索すれば、たくさんの「レス解消のこつ」を謳うサイトや情報があふれているのに、本当に役に立ちそうな情報に行き当たらないのは、この問題の原因とその程度が千差万別、多岐にわたり過ぎていて、一つの方法では解決しきれないからだろうと思います。

さて、僕はレスの問題と、仕事での躓きをきっかけに自分自身を見つめざるを得ない状況に追い込まれたところから、色々と気づきがあって夫婦仲を修正してきました。その手前、同じように夫婦間の問題で心を痛め、苦しんでいる方々にも、できれば頑張って夫婦の仲を修復して幸せになってほしい、、、と思っています。いますが。

中には、お別れした方がお互いに幸せになるケースもあるのが事実。

実際、僕が敬服している「夫のHが嫌だった」のmioさんは、夫婦生活のことで心を壊され、離婚して今の境地にたどり着いていらっしゃいますし、その他にも「別れて幸せになった」方々がたくさんいるのを目にすると、場合によっては別々の道を歩いたほうが良い場合も結構あるのだな、と思います。

僕自身、一時期「この人とは別れて、別の人を探した方が幸せなのかもしれない」と、思い悩んだことがありました。子供とは別れたくない、という強い思いはあったのですが、男親でも「親権がとれるのか」とか、色々とぐるぐる考えたり。

「離婚するのは、辛抱が足りないからだ」「子のためを思えば、おいそれと別れられる訳がない」と親から刷り込まれていたので、「離婚=悪いこと」という図式が頭の中に出来上がっており、「自分が考えているのは、悪いことなんだ」という考えとの板挟みで余計混乱してしまっていたのです。

で、このままぐるぐると考えていても何も解決しない、だったら「別れる」ことの可能性も排除せずに考えてみようと、実際に別れた場合にどんな風に生きていくことになるのかを、キチンと考えてみることにしました。実際に、区役所に「離婚届」も取りに行って。

「離婚届を取りに来ました」と伝えた時の、区役所の窓口の女性の「お気の毒に」という同情の視線。実際に手にした書類の軽さ。今でも、はっきりと覚えています。

結局、そうやって「別れてはいけない!」という心の枷を外して行動したことで、より冷静に今後の自分の生き方、夫婦の在り方について考えることができるようになりました。

そのあと、この結婚を維持していくためには、自分で自分を幸せにするしかない、といい意味で吹っ切れて色んなことに取り組むようになりました。妻に、自分の幸せを依存するのを止めようとも思えるようになりました。

人によっても、パートナーによっても、周囲の環境によっても、それぞれ答えは違うと思います。ただし、あなたの人生はあなたのものでしかありません。何が幸せにつながるかは、誰にも分らない。

あらゆる可能性を排除せずに、自分が一番望む道を歩んで欲しいと思います。

 

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