【レス、克服への道】あなたは相手の話を聞けているだろうか。

「レス」の克服
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レスの問題で揉めていた頃、僕と妻の「話し合い」は文字通り「話し」「合い」でした。言い換えれば「言い合い」。お互いがお互いの言っていることを「聞く」耳を持たずに、自分の主張だけを延々繰り返す。今となって考えれば、あれでは問題が解決する訳がなかったな、と苦く思い出されます。

夫婦間の雰囲気が良い方向に変わり始めて、そろそろ半年になります。その間、ときどき喧嘩になることもありましたが、「性」のことでの衝突は一度もありませんでした。基本的には妻のペースに合わせていて、僕は足りない分は自分で済ませてコントロールをしている状態です。

前にも書いたかもしれませんが、僕達夫婦の場合には、産後・育児中の「したくない時期」をしのぎ、その後1~2月に一度くらいの妻のペースに僕が合わせることが出来ていれば、あれほどまでに激しくぶつかることは無かったのだと思います。そして、それは妻の言うことをきちんと信頼感をもって聞いていれば、早くに分かっていたことだと思うのです。

でも、僕にはそれが出来なかった。相手の話を聞く、ということが出来ないばかりに、問題を深く、大きくしてしまったことが悔やまれます。

まぁその過程で、自分がアダルトチルドレンなことに気付き、本当の自分がどういう人間なのか、自分らしさを取り戻して「今の幸せな生活」を得ることが出来たのだから、良かったとも思えるのですが。。。

パートナーからの拒否で苦しんでいる方のブログや、逆にパートナーを受け入れることが出来ずに苦しんでいる方のブログを毎日読んで感じる事。それは「自分の言い分ばかりで、相手の言うことに耳を閉ざしてしまっているなぁ」ということ。

気持ちは良く分かるんです。確かに相手に沢山の「非」があって、それに沢山傷つけられて。相手がその「非」を反省して、態度が変わらないと受け入れられない!と言う気持ちは。本当に良く分かります。

でもね。相手は相手で、今あなたに「全否定」されて「話も聞いてもらえない」と感じているんです。そして、相手もあなたに非があって、その態度が変わらないと受け入れられないと思っている。

どっこいどっこいなんですよね。

僕は、妻と揉めていた頃、妻の言い分を「お姫様に対するみたいに跪いてなんでも聞いてやらないといけないのかよ!!」と思って突っぱねていました。

でも、冷静に考えてみると、お互いに「お前が言うことを聞け」「あなたが言うことを聞け」で、同じ主張をしているだけなんです。これでは問題が前に進むはずがない。

逆に、僕が妻の言い分を聞き入れて、彼女のことを否定しなくなってからは、妻も僕のことを否定しなくなりました。

初めは、相手の言っていることを聞くのも苦痛かもしれない。でも、一旦聞くことが出来れば、前に進み始めるかもしれない。

一度、勇気をもって相手の言うことを聞いてみてほしいと思います。

 

 

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