もし、仕事があのままだったとしたら。

「レス」の克服
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このブログでは、レスや夫婦の問題と、それに関連したアダルトチャイルドな自分との付き合い方について日々記事を書いていますが、もともとは転職や資格取得のアドバイスなどについて書いていたブログでもあります。

一昨年の秋ぐらいにこのブログを立ち上げた際には、そんな内容でした。

レスのことや、夫婦のことについて書いて行く中ではこれまであまり触れていませんでしたが、僕たち夫婦の関係が改善した根本のところに、僕の転職が上手い方向にはまったことが影響しているのは、間違いないと思います。

今、僕は土木の現場監督を仕事にしていますが、それ以前はリフォームの営業、施工管理を仕事にしていました。(そのこと自体は、以前の記事でもご紹介しました)

営業マンという仕事は、基本的に仕事に「終わり」がありません。受注前の活動から、契約後の仕様の打合せ、工事中・工事後のお客さんのフォロー、クレーム対応、、、それらがエンドレスで何件も何件も続きます。視点を変えれば、営業ノルマも個人から始まり、チーム、支店、事業部、全社とあり、それらが全て達成されることなどほとんどない。もう一つ言えば、営業目標も目標をクリアすればハードルが上がり、”終わり”というものがない。

「営業なんだから、そんなのあたり前だろ」な話ではあるのですが、僕はそれについていくことはできませんでしたので、そこに在籍している間は頭の中はストレスで一杯、何をしていても仕事のことが頭から離れない、という状態でした。

そんな状態でしたので、家ではもう何もしたくない、という状態でした。

そんな毎日の仕事のストレスを、「行為」によって何とかしたい(何ともならないのに)。そんな風に思っているので、出来なければ烈火のごとく怒る。そんな状態に陥っていました。

あのまま、あの仕事を続けていたならば、恐らく今ごろは全く違う状況になっていただろうと思います。今ごろは、一人ぼっちになって、自分を受け入れてくれなかった妻に対して恨み節を重ねていたかもしれません。

もう一つ、思うこと。それは「職場での人間関係」の影響の大きさ。

営業マン時代の僕は、営業成績が安定していないことや、僕自身が自分の心のうちを明かさない「アダルトチャイルド」であったがために、職場の人からもどこか「受け入れられていない」ような感覚を持ち続けていました。

今の職場では、しっかりと自分の居場所があって、きちんと認めてもらえている、という実感があります。

ですので、例え家庭で何か問題が起こっても、職場にいる間はそれをリセット出来ている。

そのことが、本当に大きいなと感じるのです。

もちろん、皆さんそれぞれ色んな事情を抱えているでしょうから、同じように職を変えることなどお勧めはできませんが。

「家庭以外」の部分で自分をとりまく状況、環境を整えてみることも、大事なことなのかもしれません。

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