6年前の手帳

「レス」の克服
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今回、久しぶりに現場事務所を引っ越したため、机の中に溜まっていた色んな不要物を見て、廃棄する機会がありました。

そうやって整理したものの中に、6年前、リフォーム業界から足を洗って、今の建設会社に転職した年の手帳がありました。

6年前、僕ら夫婦の関係性は一番悪かった時期。毎月のようにセックスのことで喧嘩していた時期です。そして、自分が「アダルトチルドレン」であることに気付いて、心の状態を改善するために、色んな「趣味」や、子供の頃にしたかったことに挑戦し始めたのがこの年でした。

基本は、仕事の予定やメモを書き留めてあるのですが、その合間合間に、当時の自分の「心情」が書き留めてあったりします。

「起きているのは事実のみ➡意味をつけているのは自分自身」とか。

「・声を荒げるのは絶対やめる。・自然体で。でも感謝は必要以上に伝える。・何も言わず家事をする。とにかく進んでする。」とか。

「自分がどうありたいのか、どうして欲しいのか、何を望んでいるのかをきちんと自分の言葉で表現しろ」とか。

「人前で、自分の言ったことを否定、訂正するのを止めて欲しい」とか。

あぁ、そうだ。こうやって、断るごとにこれまで向き合うことの無かった「自分の気持ち」に向き合って、書き留めて、苦しみながらもがきながら、生きていたんだった。

思い起こすと、この年、自分の頭の中で考えていることの大半は妻とのセックスをどうやったら取り戻せるのか、という点だった気がします。ある日なんぞ、今日は大丈夫かな?と思っていた日の昼ぐらいに「生理が来た」というメールが来て、一日中現場で腐っていたこともありました。

今考えると、その時の自分にとっては「セックス=生きるよすが」だったんでしょう。

そして、自分も随分変わったんだなぁ、、、と感慨深く感じた次第です。

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