【レス、克服への道】相手の「性への価値観」が分からない場合は、相手の親を見るとわかることがある。

「レス」の克服
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「性のこと」について、パートナーと向き合って話をしたいと思っても、相手は「性のこと」についてなかなか本音を言ってくれることはないかもしれません。特に「性のこと」に消極的な価値観を持っている場合、「そんなことを面と向かって言うべきではない」と強く刷り込まれていることもあり、「そんなことを言うお前がおかしい」的に相手を罵倒したりして、話にならないことも多いと思います。

では、どうすればいいのか。

僕は、相手の親をよく見ることで、ある程度のことは分かるのではないか、と思います。

僕たち夫婦の例を見ると

僕たち夫婦の例を見てみましょう。まず、僕の両親は非常に性のことに対して積極的な価値観を持っています。「夫婦なんだからいつまでも男女でいなさい」的なことを僕にも僕の姉たちにもよく言いますし、齢70を越えた今でも、本人たちもそれを実践しているようです。両親は新婚のころから今でも一組の布団で寝ていて恐らく「死が二人を分かつまで」そうすることでしょう。

そんな両親ですから、僕たち姉弟が思春期になっても「(男女交際は)親にコソコソするな。(行為を)しても良いが、避妊は自分の責任できちんとしろ」と言うくらいで、「性のこと」に対して非常にオープンでした。姉たちが高校生になったころ、母は避妊具の使い方まで教えたそうなので、今考えると相当先進的な考えだったのかな、と思います。

そんな両親のもとで育ったのですから、僕は当然のように「性のこと」にオープンで積極的な価値観を持って今に至ります。

一方、妻の両親を見てみると、今でこそ随分仲良くなりましたが、僕たちが結婚した頃は二人の間の空気が冷たく、「離婚したら○○しよう」などと言う会話が出てきたりと全然いい雰囲気ではありませんでした。当然のように寝室は別(今でも)です。

義理の母は身体が弱く、妊娠し難く流産しやすい体質だったため、妻には常々「望まぬ妊娠で中絶をすれば、子供ができなくなる」ということを言い含めていたそうです。当然、「婚前交渉なんてもってのほか!」であり、結婚した後も、「結婚する前に行った旅行の話、しちゃだめよ!」と妻から釘を刺されるほどでした。

本人は「そんなことはない」と言いますが、妻が行為の中で”イクこと”を嫌がるのには、基本的に「性のこと」に消極的で「好ましくない」こと、という価値観があると思っています。

パートナーの親から分かること

以前、男性が拒否してしまう要因として母親からの影響の大きさについて書きました。

あなたが知りたい「ご主人の性に対する価値観」を、多くを語ろうとしないご主人に代わって語ってくれるのが、お義母さんかもしれません。

お義母さんが性のことに大らかなのか、それとも消極的なのか。お嫁さんに対してどのようなことを求めてくるのか。ご主人に対してはどうか。ご主人はお義母さんの前ではどのような態度なのか。普段の接し方はどうか。そう言ったことに注目してみると、お義母さんが持っている「性への価値観」が見えてくると思います。

そこに、マイナスの要素を感じるようであれば、ご主人の「性に対する価値観」も、その影響を受けていると思って良いのではないかと思います。

また、それに加えて義理のご両親の夫婦関係がどうなのか、ということも意外とその子供であるパートナーの考えている「夫婦の在り方」の部分に影響を与えています。

例えば、お義父さんがいつもお義母さんを泣かせている、というような夫婦だったとき、男の子だったご主人は逆に「父は母を泣かせる悪い人」「結婚生活というのは我慢の連続」といった、「母親側の視点」に寄った感情を持っていたりします。そういった感情が「父のようにはなってはいけない」という強力なブレーキとなって行動や考えを抑制したり、「こんな幸せな結婚生活を送ってはダメだ」と変な方向性に向いていったり。

両親のもたらす「性の価値観」「結婚観」って、意外なほど大きなものなんです。

相手の背後にあるものを知ること

性のことで揉めると、相手の本音というものは「感情」に邪魔をされて見えなくなってしまいがちです。特に性のことにネガティブな人だと余計に本音は出てこない。だからそんな時は、相手の両親のことを見てみると、その背景になっているものが分かってきます。そうすることで、自分を責めることがあまり意味を持たないことを、分かってもらえれば、と思います。

 

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