【レス、克服への道】男性側拒否の、原因について考えてみる①

「レス」の克服
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レスの「原因」を追い求めることは、問題の解決のためにはあまり意味をなさない。僕は経験上そう思っているのですが、そうは言ってもある程度知っておいた方が、気が楽になるケースがあるかもしれません。特に「男性側拒否」の場合においては、拒否する男性がその理由を雄弁には語らず、パートナーから責められると「お前はそのことしか頭にないのか!」などと感情に任せて酷いことを言ったりもするので、拒否される女性の側は「私に問題があるのだ」と自分を責める傾向があります。だが、ほとんどの場合は女性側に問題はないので、そのことをお伝えしたいと思い、今日のテーマです。

1. 夫が性に関して「マイナスな価値観」を持っているケース

以前の記事で、性に対する価値観というものには意外なほど「親から大きな影響」を受けていると書いたことがあります。これは男女の別なく同じです。男性の中にも「性的なこと」にマイナスの価値観を持っている人は意外と多いようです。そしてこのマイナスの価値観にも色んなタイプがあります。まずは、「性的なこと」自体にマイナスの価値観を抱いているケース。「性的なことをするのはいけない事」と刷り込まれている場合です。それから、「家族になった女性に対してそういうことをすべきでない」という価値観を持っているケース。他には「女が性的なことを求めるのはダメなこと」という観念を持っているケース。きっと他にもあると思います。

これまで統計を取った訳ではなく、今まで見聞きしてきた例からの根拠のない推測ですが、これらの多くはその男性の母親の価値観であることが多い気がします。つまり大人になるまでの過程で、母親から刷り込まれた「母親の性の価値観」を、そのまま息子が踏襲しているということ。これが問題をより厄介な物にしている気がします。

というのも、男にとって「母親の価値観」はもはや潜在意識と言っていいほど強く刷り込まれており、本人にとっては「絶対正しい」ことになっていることが多いから。それを否定することは「母親の言っていること」を否定すること。もっと言えば、「母親の言いつけに背く」こと。男は無意識のうちに反発したくなるのです。

別にマザコンの男性でなくとも、多かれ少なかれ「母から刷り込まれた価値観」は存在しますし、その「刷り込まれた価値観」から離れることは結構大変です。僕の例で言えば、「夫婦はいつまでも男女でいるべき」というのは母の価値観です。だからそれが絶対に正しいと思っていました。そんな背景があるので、妻から「夫婦だからって、絶対しないといけないの?」と詰問されると、非常に激しい怒りを感じていました。これがもし、「家族になったら(親になったら)男女でいるのはおかしい」と刷り込まれていたならば、逆の展開もあり得たのです。

2. 夫が性的なことに「トラウマ」を持っているケース。

ずっと前、まだレスの問題で苦しんでいた頃には、男が拒否する原因はこれだろう、と勝手に思い込んでいました。「トラウマ」とまで行かなくても、「性のこと」に自信がなくて消極的になっている場合などもあると思います。性的なトラウマと言うと、性的虐待などを思い浮かべるかもしれませんが、例えば以前付き合っていた女性から「小さいのね」と言われたとか、そんなことでも「トラウマ」になっている男性はいます。「性のこと」に関しては、男はナイーブな面を持っているので、注意が必要です。

これもなかなか厄介です。男は基本プライドを拠り所にして生きていますので、そういう「弱み」的な部分をパートナーに隠そうとしがちです。いくらパートナーの女性が「大丈夫よ」と言ってもなかなか変われないことが多いです。

 

長くなりそうなので、続きは明日また書こうと思います。

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