【レス、克服への道】「行為」を避けたくなる原因は。。。

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パートナーから行為を拒否されるようになったとき、何とかしたい!という思いになるのは自然なことだと思う。僕は、拒否される側の方には行為の復活のために色々努力するより、自分自身を癒すことを優先にして欲しいと思っているが、それでも「何故?」を知りたい気持ちは止められないだろう、とも思っている。

ネット上でレスになる原因を検索すると「マンネリ」だの「家族化した」だの、「疲れてその気にならない」だの、表面上の「理由」ばかり出てくる。だが、この問題と向き合って色々と調べ考えていくと、そんな上辺の問題だけではないことが見えてくる。

精神的な原因と、技量的な原因

はっきりと「行為」することを拒否する場合、精神的な要因があって「行為」をしたくないケースと、「技量」に問題があって「行為」をしたくない、というケースがある。

精神的な要因にも色んなものがある。①相手への不信感、不満などによるもの。②「性的なもの」に対してマイナスな考えを持っていることによるもの。③過去のトラウマや嫌な経験が原因になっているもの。④自分の行為に自信がなくてそれを避けようとするもの。ここに挙げた以外にもあるかもしれない。こういった精神的な原因については、男女どちらにも起こりうると思う。

一方の技量的な原因については、これは恐らくほとんどが男に原因があって女性の側が拒否している場合になるだろう。性に関する知識のなさ、相手への思いやりのなさが深刻な状況を引き起こしている。そして、技量の問題をきっかけに精神的にも受け入れられなくなってしまう。「下手だから」では済まない問題だ。

原因を取り除くことはできるのか。

レスの問題の解決が難しいのは、こういった原因を取り除くことが難しかったり、時間がかかるからだ。「女を意識させる」とか、「ムードを演出する」なんてことで解決できない理由がここにある。

そもそも、精神的な原因については、拒否している当の本人も自覚出来ていないことが多い。だから、その理由を聞かれたときに「疲れてるから」とか、「家族にしか感じない」とか言う一見「もっともらしい理由」が出てきたりする(もちろん、本当の場合もあるが)。本人も自覚できていない精神的な部分を掘り下げて解決することはとても難しい。

また、これら①~④や他の要因が複雑に絡んでいることも多い。実際、うちの妻の場合には①と②が絡み合っていた。

技量不足が原因の場合はどうだろう。僕も以前は「自分の技量に問題があるのでは」と考えて、アダム徳永さんや宋美玄さんの本を読んだりDVDを見たりした。思春期以降、「行為」に関してAVなどのアダルトコンテンツや友人などから聞きかじった「偽の知識」は、全くでたらめと考えて良いので、こういった知識を吸収するのは必須だろう。だが、これまで「間違った行為」をしてきた男性が一番に身につけないといけないのは、パートナーの女性に対する「思いやり」の部分だと思う。そもそも、相手を思いやり相手の状態をきちんと見ることが出来ていれば、相手が痛がっていたり、苦痛に感じていたりすることに気が付けていたはずだからだ。「技量」が問題で拒否されるようになっている場合、ほぼ間違いなく「精神的にも拒否」になっているから、結局は精神的な部分をケアしなければ解決できない。

はっきり言えるとすれば、原因が精神的なものであれ、技量的なものであれ、結論的には相手を「性的な行為をしなければならない状況」から一旦解放してあげなければ問題の解決の方向には向かわないと思う。だがそのためにはあなたが「行為」に拘ってしまうこと、それを手放さないといけない。僕も経験したが、それは非常に苦しいことだ。だからこそ拒否される側が自分自身を癒して出来ないということを受け入れるのが最優先になるのだ。

原因を追うことに意味はない

最初に書いたように、原因を知りたいという気持ち自体は抑える事ができないことだと思う。だが、原因ばかりを追いかけ、そればかりを改善しようとしても問題は解決しない。大事なのは「行為をする」を一旦横に置いて、二人の関係性を立て直すこと。そのための努力が必要なのだ。

 

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