【レス、克服への道】あなたが本当に得たいものって、何だろう?

「レス」の克服
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毎日、このブログの中で偉そうなことばかり言っているけれど。

先日のこと。久しぶりに、妻が応じてくれないことに対して、激しく怒りを感じたことがあった。そのときは、年末年始や子供の体調不良なども絡んで、しばらく出来ていないタイミングだった。

「今日は出来たらいいなぁ」と思っていた夜、妻が起きて来ない。その前に期待させることを言われていたこともあり、少々苛立ちながら待っていた。でも起きて来ないので、「イライラするくらいなら」と妻を起こそうとした。

だが、妻は寝ぼけていて全然起きてくれない。結局、そのまま寝てしまった。

以前だったら、僕は怒り心頭、で起こされた妻も怒り心頭、で大喧嘩になる流れ。だったが、何とか踏みとどまった。

そこから、2週間後の休みの日のこと。

「今日は流石に」と思っていて、妻もそう考えていてくれたのに、妻に夕方、仕事の呼び出しが。

この手の呼び出しを受けると、妻は仕事モードが抜けない、といってダメになることが多い。

僕はモヤモヤしつつ、夕食、寝付かせと家事をこなす。

なかなか仕事から帰ってこない妻。イライラも段々大きくなっていく。。。

だが、不思議なことに、妻が帰って来て、横に座って夕飯を食べ始めたら、「もう今日は出来なくても仕方ないか」と思えてイライラが消えたのだった。

僕は、妻に何を求めていたのだろうか。

きっと「こっちを向いてくれ!俺の相手をしてくれ!俺に気を遣ってくれ!」と思っていたのだと思う。期待していたのは「行為」ではなくて、自分に構ってくれる「時間」だったのだ。

レスで苦しんでいる間は、「行為」さえあればそれでいい、と思ってしまいがちだが、実際にレスを克服してしまっても、満たされない、、、と言う話をよく聞く。それは、本当に自分がパートナーに求めているものが「行為」ではなくて他のものだった、ということだと思う。

そして、その相手に求めているものも、実際には自分で得ることが出来たり、補ったりすることが出来るものだったりするのだ。

僕の場合は、趣味の読書や釣りのことを考えたり、料理をしたりすることで自分自身が満たされると、妻との間の不満を感じにくくなる。回数についても、以前ほどは気にならない。

冒頭に書いた久しぶりに苛立ったタイミングは、年末年始も絡んで自分自身を我慢させている部分が多かったせいもあるのかもしれない。

夫婦の間で、お互いが欲しい関係性を与えあえるのが理想だけれど、実際にはとても難しい。逆に、「こうして欲しいのに!」という不満をお互いに抱えて、不満を募らせていくケースの方が多い事だと思う。そんなときに、相手の要望に合わせて本来の自分ではない「自分」を演じても、長続きはしないしシンドイだけだ。いつかそんな「自分」に疲れて、壊れてしまうか爆発してしまう。

それよりも、気が付かないうちに自分自身を縛っている「自分で作ったルール」を捨ててしまって、無駄な我慢を減らそう。趣味や楽しみを見つけて、自分自身の心の満足度を上げていこう。そうすることで、相手から満たされなくても段々平気になっていく。趣味や楽しみを始めた直後は、「行為をあきらめてこんなことをするのは嫌だ!」と感じるかもしれない。それでも続けて欲しい。きっと不満は薄まっていくだろうから。

そうして自分自身を満たすことができれば、きっとあなたがパートナーとの「行為」に何を期待していたのかが分かってくると思う。そこまでくれば、もうきっと出口はすぐそこまで来ていることだと思う。

希望を持って、頑張ろう。

つづく

 

 

コメント

  1. びーばー より:

    20年近くレスで悩んで心が晴れず、ストレスでいろんな病気になりました。もう考えないようにしてたんですが、たまたま今日、このブログを読んで心につかえていたものがすっと取れた気がしました。身体の力が抜けて、スマホを持っていられなくなったほどです。
    レスで悩んでいる自分が嫌で嫌で仕方なかったんですが、そうじゃなくて私は寂しくて、かまって欲しかったんだなぁ、と本当に求めていたものにようやく気が付くことができました。あの時寂しかった自分をちゃんと受け入れることもできました。
    衝撃が大きすぎてうまく表現できませんが、とにかくお礼をお伝えしたくて。私1人ではたどり着けない答えでした。このブログに救われた1人として感謝です。

    • sorairo より:

      びーばーさん、コメントありがとうございます。
      20年近くもの間、悩まれていたのですね。
      びーばーさんが過ごしてこられた苦しい日々を思うと、
      切なくて胸が苦しくなります。
      ただ、自分が欲しかったものに後からでも気付くことができたことは、
      今から生きていく上で良い効果をもたらしてくれるのではないかなと思います。
      少しでもお役に立てたのであれば、記事を書いている甲斐があります。

      性の問題にきちんと向き合って、一人でも楽になる方が増えるように、
      これからも記事を書いていきますので、応援よろしくお願いいたします。

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