回数や頻度は、問題ではないと思う。

「レス」の克服
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レスの問題がメディアで語られるときに、語られるレスの定義があります。

「健康上の問題がないのに、1か月以上性的な接触がないこと」

レスの問題に苦しんでいる方の中には、「1か月以上、何もない」と気を揉む方や、レスの問題を克服しかけている方でも「1か月に1回はしないと」と「頑張って」行為をされている方などもいると思います。

しかし、きっと、レスの問題に取り組んでいる方の多くが感じていらっしゃることだと思いますが、回数や頻度というのは本来は問題ではないのだと思います。

一番気にしないといけないのは、夫婦の間できちんと「意思疎通」が出来ているかどうか。

「意思疎通」です。お互いの思っていることを伝えあうことが出来るかどうか。きちんと意志の疎通が出来ているのであれば、例え回数が少なくてもそれほど心配する必要はないと思います。

レスのことを話題にした記事の中を読んでいると、よく海外との回数や頻度の差を話題にしているものを見かけます。

例えば、夫婦間の行為の回数が多いのはブラジルなどで、日本は先進国の中で際立って回数が少ない、という事例を引き合いに出して、「日本は夫婦間の行為の回数が少なく、それが夫婦間の幸福感の低さを表している」みたいな論調のもの。

確かに、日本人の「幸福感の低さ」については僕も問題だと考えています。夫婦の間の幸福感の低さも、もっと高く感じられるようになって欲しい、という思いもあります。

しかし、現代の日本において、他の国の夫婦が営んでいるような回数の「行為」を求めることなど、到底難しいと感じます。

そもそも、日本では「性のこと」を恥ずかしいこと、隠すべきことという刷り込みが社会全体でなされています。「夫婦間のセッ〇スは愛情を確かめ、高め合うための大事な行為」と認識されている他の国とは天と地ほどの差があるのです。同じ土俵で比べること自体に無理があるのかもしれません。

回数や頻度というのは、傾向を把握するための指標にすぎません。レスの定義の「1か月に1回」というのも、あくまで「定義」でしかない。それよりも何よりも、夫婦の間の意思疎通がきちんととれているか。夫婦間の温度はどうなのか。そのことを気にしていく方の方が大事ではないかなと思います。

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