【レス、克服への道】「したくない時は、しなくていいんだ」の安心感を持ってもらうこと、の大事さ

「レス」の克服
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この数日、奥さんから性的なコミュニケーションを拒否されている男性のブログを読ませてもらっている。かつて自分が苦しんでいた頃を思い出して、読んでいて本当に辛くなってくる。何とかならないか、色々と考えて、コメントを書こうか、などとも思うのだが、なかなか適切なアドバイスをすることが出来ず、書きかけた手を止めてしまう毎日だ。どうか、一人で苦しまず、投げ出さずに頑張って欲しいと思う。

適切なコメントが出来ない僕が出来る事は、これまでの経験から何かヒントになることがないか、記憶をたどって記事にすることだと思う。ぴったりとはまる事例ではないかもしれないが、何かの参考になればと思う。

僕と妻が一番もめていたころ、子供が寝付いた後でリビングにいるときは、特に喧嘩などしていなくても雰囲気がおかしかった。その原因は簡単で、僕は「今日はできるのかな?どうなんだろう?」と常にチャンスをうかがっていたし、妻の方は「今日は嫌なんだけどな。しなくていいよね?」と警戒心を持っていた。そんなだから、会話もぎこちないし、二人の間にも距離があく。で、妻は「機嫌よくして、期待されるのは嫌だ」と不機嫌な態度・表情になるし、僕はそれを見て「一緒にいるのすら嫌なのかよ。」と不機嫌になっていく。お互いに相手のことが信頼できずに、どんどん悪い方向にはまっていっていた。

二人の間が上手くいっている今との違いは何だろう、と考えてみる。僕の方は妻の応えてくれる周期が1月に1回くらい、という前提の上で、「そろそろ応えて欲しいなぁ」というタイミング以外では「できるかな?」という期待を持たないようにしているし、「そろそろ」のタイミングでも妻が寝付かせのまま寝てしまったら「今日はなし!次のチャンスを待とう」と」と気持ちを切り替えるようにしている。一方妻の方は、今日は早く寝たい、というときには「もう今日は寝るからね」と先に釘を刺したり、「今日はしないよ!」とはっきりと言うようになった。以前のようにお互いを探り合うことが無くなったことで、「行為をしない」夜の二人の時間が雰囲気の良いものになった。特別、何をするわけでもなく、一緒にテレビを見たり、それぞれ携帯のゲームをしたり、なのだが、二人で並んで座れるようになった。前は、ちょっと離れて座っていたことを考えても、はっきりと変化が表れていると思う。

これはあくまで推測なのだが、以前喧嘩ばかりしていた頃、妻は「二人でいる時に、いい雰囲気になったら相手に「できる」と期待させるかもしれない。」と、無意識のうちに不機嫌になることでバリアを張っていたのではないだろうか。僕が「したく無いときは、しないでいい」ということを受け入れて、それを態度や行動ではっきり示すようになってからは、二人の時間の雰囲気が良くなり、徐々に信頼感が回復してきたように思う。

もちろん、僕が洗い物を「自分の仕事」としてやるようになったことなど、他の取り組みの影響もあるかもしれない。だが、「夜の営み」に消極的な相手に、「嫌ならしなくていい」という安心感を与えるということが、二人の間の空気を少し変えるかもしれない。

もし今、奥さん(旦那さんでも)が一緒に居る時にいつも不機嫌だと感じているのなら、「したい!」という気持ちをわきに置いて、「したくないなら、しなくてもいい」ということを、伝えてみるといいのかもしれない。

 

つづく

 

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