【レス、克服への道】カウンセリングを受けてみる、という選択肢

「レス」の克服
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パートナーとの性生活の悩みを解決するために、カウンセリングを受けてみては?

そう言われると、あなたはどんな風に感じるでしょうか?

「俺は悪くない!拒否するあいつ(妻)が悪いんだ!」「私は悪くない!嫌な気分にさせるあの人(夫)が悪いのよ!」。。。

きっと、拒否する側、される側双方が、「原因は自分ではない、相手にある。だから自分ではなくて相手がカウンセリングを受けるべき」と考え、反論したくなるのではないかと思います。

僕達夫婦も、こんな喧嘩をしてました。「おかしいのはあんたなんだから、あんたが行けばいい!」双方が、「あんたが行けば」と主張し、折り合わず。で、最終的には双方がカウンセリングを受け、あげく「俺はもう必要ない」「私だって必要ない」で終了。でも結局、レスの問題でいがみ合わなくなるまでその後1年ほどかかりました。

どっちも、「相手に問題がある、相手が変わるべきなんだ」と思いながらカウンセリングを受けていても、僕達夫婦のようにどっちも変わることができずに上手くいきません。

レスの問題を考える時、どっちかだけに問題があることなんてほとんどない、と僕は思います。拒否される側には、性生活が思い通りにならないことで感じている「怒り」の本当の原因を知る必要があると思いますし、拒否する側は、なぜ相手を受け入れられなくなっているのか、その原因を知ることで息苦しさから解放される可能性がある。どちらも何かしらの問題を抱えていて、それが解決すれば生きることが楽になる、そんな可能性があると思うんです。

「カウンセリングは、原因になっている方が受けるべき」という思い込みが、カウンセリングを受けることのハードルになっているのは、勿体ないなぁと思います。拒否されて苦しい思いをしている、その苦しみを和らげたり、あなたの中に溜まった「怒り」の正体を一緒に見つけたり。そういう作業をする場、というのが「レスのカウンセリング」なんです。決して、犯人を見つけて「お前のここが悪いんだ!」と迫るものではないんです。そんな風に考えれば、拒否されて苦しんでいるあなたもカウンセリングを受けよう、という気になるのではないでしょうか。

僕も「拒否される側」でしたが、一番苦しかったのは、この苦しみを誰にもぶつけることができず、一人で消化しないといけない、という部分でした。一人で消化できず、妻にぶつけ、そして余計に距離が遠くなる。妻にぶつけまいとブログに不満を書き散らし、同じような立場の人達と不満を募らせていく。で、そのブログを見て妻はさらに態度を硬化させる。。。なんという悪循環。

最終的に僕は、セルフカウンセリングという形で克服することになりましたが、これは克服までに時間がかかりますし、場合によっては問題を悪化させることにもなりかねないので、あまりお勧めできません。やはり苦しいときには「苦しい」と話を聞いてもらえる相手がいる、その方が問題の解決も早く、楽な方法だと思います。

「カウンセリング」と聞くと、「心に問題を持った人が治療のために受けるもの」みたいなイメージがあるのも、拒否感を煽る一因かもしれません。実際には、治療ではなく、「聞き取り」というイメージが正しいと思います。

人は、自分の中のストレスの原因を、言語にして吐き出すことで軽減することができます。まずは、自分の抱えている苦しい思いを、誰かに聞いてもらおう。そのくらいの軽い気持ちで、一度カウンセリングを受けてみてはどうでしょうか?

 

つづく

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