乗り気でないことは、分かっているから

”アダルトチャイルド”について
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妻の転職直後のドタバタも、少し落ち着いてきた様子が見えてきた。

前の職場と違い、休みの日にお客さんから携帯あてに直接連絡が来ることもないため、少しずつではあるが、気持ちも落ち着いてきた様子。

金曜日。妻は調子よく夕飯時にビールを飲んでいた。

アルコールが入ったこともあり、久しぶりに「何となくそんな雰囲気」も漂わせていたのだが、如何せん僕は翌日仕事で朝が早い予定だったので、行為までは出来ない。

せめてスキンシップをと思ったが「目が冴えると寝れなくなる」との妻のご意向で、諦めた。

土曜日。今日は、、、と思っていたが。

「風邪、ひいたかなぁ。。。喉が痛い」

出たよ。やれやれ。

日曜の夜。

本人も「今日外すと、やばそうだ」と思っていたのだと思う。が、なかなか寝室に行こうとしない。「それ、今?」ってことばかりして、時間はどんどん遅くなっていく。

妻が、乗り気でないのはよく分かっている。酒が入っていないシラフの状態だと、なおさら。

このタイミングで、もし「今日も無理」という話になるようであれば、僕は自分の気持ちを話そうと考えていた。もう、無理に相手をしてくれとは言わない。その代わり、他の人とそういう風になる可能性があることを覚悟して欲しい、と。

ようやく、寝室へ。

気乗りしないが応えようとするとき、妻は服を脱いだあと、必ず僕に背中を向ける。こういう場合、僕は後ろから妻を抱いて、ゆっくり解していく。少しずつ、少しずつ。

無理に、感じさせようなどとはしない。とりあえず、妻が無理なく受け入れることが出来る状態になるまで解きほぐしていくしかないのだ。

途中から、妻の”熱量”が変わってきて、動きが少し積極的になり、一応ある程度の高みには達したのだと思う。

もしかすると演技なのかもしれない。でも、そうだとしても仕方ないと最近は割切っている。乗り気ではないのに、「する」ところまで気持ちを持っていくことは、きっと大変なんだろうと思うから。

 

 

 

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