まずは簡単な家事から始めよう

夫婦のお話
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夫の側からの夫婦仲修復のためのアプローチ。そのためにぜひ、取り組んで欲しいなと思うのが、「家事」について。

一言に家事と言っても、色んなものがありますし、ご家庭によって、人によって受け取り方が違います。

僕は、自分がやる人なので、生活に必要な家事は全部できるのが理想だと考えていますが、いやそこまでは無理だよとか、男がそんなことをすべきじゃない、とか、まぁ色々な考えはあると思います。

ただ、普段やるかやらないかは別として、人が生活していく上で、最低限しなきゃいけないことについては、自分で出来る必要があるんじゃないでしょうかね?奥さんが先に亡くなるかもしれないですし、そうでなくても夫婦仲が冷えているってことは、急に奥さんに逃げられるリスクだってあるわけで。そういう観点からも今のうちからでも少しずつ覚えておいた方がいいと思います。

で、よくある失敗としては、「今日は俺がやるからいいよ、休んでて」と、いきなり全てやろうとしたりして、かえって奥さんの手を煩わすパターン。男というのは恰好をつけたい生き物なので、気持ちは良く分かるんですが、普段やってないのに急に出来る訳はないですし、普段奥さんが1人で家事を担っている場合は、「奥さんの家事の流儀」というものがあるので、いきなり手出しするのはいい方法ではありません。

今まで、ほとんど家事らしい家事をしたことがない、という場合、まずはゴミ出しとか風呂掃除とか、簡単なところから守備範囲を広げていくのがいいと思います。

ゴミ出し、って言われると何だか粗略に扱われている様に感じるかもしれません。でも、夫がゴミ出しをするのって、僕は理にかなっていると思っています。というのも、多くの女性はゴミ出しと言えども家の外に出るのに化粧やら髪のセットやらしないといけない。専業主婦の奥さんであれば、そのためだけに準備をするよりも、もう出勤できる状態のご主人が捨てに行った方が合理的。例え準備が整っていなくても、例えばパジャマ姿でだって、ご主人なら他人に見られてもそんなにダメージはないはずです(笑)。たとえ奥さんが働いている場合でも、朝は子供の準備やら朝食の準備やら、自分の身支度やらとにかく忙しいので、やはりご主人が持っていった方が合理的。そう、「必要とされている」家事なのです。

男にとって、この「必要とされている」という感覚は、とても大事ですよね。押し付けられている!と思えばイライラの原因になり得ますが、「必要とされている」と思えれば、やる気も湧いてくるというものです。

もう一つ、ゴミ出しの良いところは「誰がやっても結果に差が出にくい」ですし、「出し漏れがあっても次回出せばよい」と「リカバリーも容易」なところも良いですよね。まずはハードルの低いところから守備範囲を広げていく。小さなことからコツコツと、が大事かと思います。

 

つづく

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