「歳を重ねること」=「劣化」ではない。

真面目な”性”の話
スポンサーリンク

ずっと以前、今から6年ほど前のお話し。

以前勤めていた会社を、上司のパワハラから逃げるように止めた僕は、「ネットで不労収入を得たい!」などと甘いことを考えて、毎日誰からも読まれもしない、今考えれば「下らない」ブログ記事を量産していた時期がありました。

そのときに、勤務先をリストラされてブラック企業に転職したご主人を支えながら、ご自身でも「不労収入」を得ようと色々奮闘している主婦の方と、コメントなどを通じて、ほんの少し交流があったのですが。。。

その方が、ある日のブログでこんなことを書いていて、僕は衝撃を受けました。

「ふと、寝ている旦那の顔を見たら、鼻毛に白いものが!こんなところまで”劣化”してるのか!とショックを受けた」と。

歳を重ね、毛に白いものが混じる。それを「劣化」と切り捨ててしまう、そのメンタリティに。。

+++++

年齢を重ねていくと、身体のあちこちに「変化」が生じます。毛に白いものが混じるし、肌の張りも若い頃に比べれば落ちてくる。同じものを同じ量食べているつもりでも、太りやすくなるし、痩せにくくなる。脂肪の部分は弛みやすくなる。

ですが、これらを「劣化」と決めつけて、卑下するのは勿体ないこと。

以前にも記事にしましたが、若い頃の身体だけが、魅力的な身体、というわけではない。張りをがない代わりに、しっとりとした柔らかさ、触り心地を感じたり。40歳を過ぎれば、肌が薄くなり、微弱な刺激にも反応しやすくなる。

歳を重ねれば、その分だけ「経験」を積むことができる。セックスというのは、ある意味「慣れ」が物を言う部分もあって、それは若いうちには得ることの出来なかったこと。

男性で言えば、勃起する力、それを維持する力は衰えていくかもしれない。でも、その分挿入に頼らず、指やオーラルでの余裕を持った刺激を与えることが出来るようになる。

年齢を重ねても美しいのは「美魔女」だけの特権ではない。年齢を重ねたからこその魅力があることを、自分自身が一番強く信じてあげて欲しい。

そんなことをふと、思い出しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました