「どういう風に訓練されたか」の違い

「レス」の克服
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セックスレスのこと、特に「夫がセックスに消極的」で問題になっている場合の、夫の皆さんの話を聞いていると、「男の性欲」というものの、不可思議なまでの多様さに驚かされます。

僕自身は、セックスへのハードルが低いというか、ストライクゾーンが広い、というか。

「こういう顔で、こういうスタイルで、こんな風じゃないと俺興奮しない!」とか、全くない。

嫌な気分になる方もいるかもしれませんが、下世話な言い方をすれば「誰とでも出来てしまう」男。(もちろん、誰でもいい、という訳ではないですが)

こういう性の特性を持っている男も、一定数います。

一方で、問題になるのは「ストライクゾーンを外れたら、もはやセックスの対象外!」という男性。こういう人たちも、意外と一定数いる。

こういう特性を持っている男性だと、例え結婚しても「スタイルが」「見た目が」etc…様々な理由をつけて、セックスを遠ざけようとする可能性が高い。

しかし、一番大きいなと思うのは、「結婚、出産を経ても、夫婦であれば妻とセックスはするもの」という、親からの刷り込みが与えられているかどうか、じゃないかと最近思うようになりました。

僕の場合には、両親はもう後期高齢者ですが、相変わらず一組の布団で寝ている。今はどうか知りませんが、つい最近まで夫婦間のセックスはあったみたい。子供である僕や姉にも、「あんたたち、夫婦はいつまでも男女の関係じゃないといけんよ!」と面と向かって言うほど。

これだけ刷り込まれれば、そりゃぁ妻に対していつまでも「女」を求めるようになります。だって、それが「当たり前」と刷り込まれているのだから。

一方、その逆の両親も世の中にはかなり沢山いると思います。子供に対して「セックスは子供を作るためだけにすること」とか、「セックスは恥ずかしいこと」という刷り込みをする親たち。

それでなくても、夫婦仲が冷めていて「男女の関係なんて、過去の話よ!」みたいな空気が存在していたりすると、その環境で育った男性は「結婚して子供が出来たら、夫婦というのは仲良くしないもの」という刷り込みを受けることが容易に想像できます。

厄介なのは、その「刷り込み」というのは簡単に取り除くことができない、ということ。「親の教え」というのは、意外なほど潜在意識に食い込んでいることが多いので。

解決策、にはなりませんが、一つだけはっきり言えること。それは、そういう刷り込みを受けた男性が、セックスしないことにどんな言い訳を言ったとしても、その責任は避けられる貴女にはない、ということ。これだけははっきり言えます。

自分のスタイルが崩れたからとか、おばさんになったから、とか。そこには、理由はありません。

自分を責めるのは、もうやめよう。

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