ここから抜け出す、方法を

「レス」の克服
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今日の記事は、ちょっと感傷的な気分で書きなぐったような記事なので、お役には立たないかもしれません。

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こうして、「性」にまつわるブログを連日書いていて、様々な「性」にまつわる情報に、声に、日々触れていると、ふと思うことがあります。

一体、この国で自分の「性」の暮らしに満足出来ている人は、どれくらいいるのかな、と。みんな、普通な顔をして、悩んでいないようなふりをして、でも、心の中には不満や悲しみを抱えている人たちが、どれくらいいるのだろう、と。

一見、結婚して、子供もいて、仕事も充実していて、趣味も持っていて。でも、「性」の喜び、「充実したセックスライフ」は、夢のまた夢。

「性生活の充実」って、そんなに手に入らない”幻”のようなもの? セックスって、そんなに「手に入れるのが難しいもの、なの?

どうしてこうなった? どうしてみんな、真面目に考えようとはしないんだ?

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原因は、色々あって。その人にもよる。カップルにもよる。そのカップルの置かれた環境にも。

ある人は、伝えても伝えても、相手が背を向けてしまう。「もう、諦めた」と悲しげに笑う。

セックスについて、相手の価値観や意見に、耳を傾けることができないパートナーがいて。自分が傷つくのが嫌で、セックスを遠ざけることで、相手を遠ざけることで自分を守ろうとするパートナーがいて。

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ある人は、自分の言いたいことを素直に言うことが出来ず、「怒り」の形で相手にぶつけてしまう。本当は、寂しいだけなのに。本当は、抱きしめて欲しいだけなのに。寄り添って欲しいだけなのに。身体に、優しく触れて欲しいだけ、なのに。女として、大事にして欲しいだけ、なのに。

「プライド」が邪魔をする。「親の言いつけ」が頭をよぎる。自分の「本当に欲しいもの」を、見つけられない。一番大事な人に、自分の「素」を差し出すことが出来ない。

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書いていて、悲しくて、泣けてきました。自分で書いているのにね。

みんな本当は、幸せになりたいだけなのにね。

どうにかして、ここから抜け出したいだけ、なのにね。

ここからの出口を、教えてあげたいけど、僕にも分からない。出来るのは、励ましながら、一緒に歩くことだけ。背をなでてあげることだけ。

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