寝室問題(その2)

「レス」の克服
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その後、現場が始まって忙しくなり、「一人の方が、朝早くても気を遣わないで済む」と前向きに捉えて一年間やってきた。

ただ、、、。どれだけ前向きに捉えようと思っても、やっぱり「同じ寝室は嫌」と妻に言われたことは、なかなか拭い去ることが出来ない。

その後、妻が「下の子が自分の布団に入って夜中に起こされる。睡眠不足だ」と不満を言いだしたが、正直イライラしながら聞いていた。「自業自得だろ!」と。

我が家には、5畳程度の収納部屋があって、そこに家族の雑多なものや自分の趣味の物なども置いているのだが、子供たちが自分達の部屋に移ったら、自分はそこで寝起きしようか、、、などとも考えたりしていた。

僕にとっては「二人きりの寝室は嫌」と言われたのは、「夫失格」の烙印を押されたような気分だった。それも「いびきがうるさい」みたいな納得感のある理由ならともかく、「セックスに誘われるのが嫌」という理由だから、「この人はそんなに俺とのセックスが嫌なのか」ということも突きつけられて、ダブルパンチを浴びた状態だった。

で、モヤモヤしていた週末のこと。

子供達の服を衣替えするのに、クローゼットの棚位置を調整して欲しい、と言われて作業をしていたら、妻が「どうせなら、お姉ちゃんの部屋にある弟君のクローゼットも移動させたい」と言い出した。

妻は、模様替えが好きな人。で、思いついたらすぐやらないと気が済まない。しかも一人でやってくれればいいのだが、大概こちらを巻き込んで、大がかりなことになる。

案の定、下の子の机を一旦ばらして棚の位置などを組み替え、ベッドと配置を入替え、クローゼットを上の子の部屋から持ってきて、棚やら扉やらを付け替えて、、、と大仕事。

と、下の子は様変わりした自分の部屋にご満悦で、「今日からこっちで寝ようかな」と言い出す。

それを聞いた妻は「え、こっちだと朝明るいから早くから目が覚めちゃうよ?」と引き留めにかかり出した。

僕は正直、うんざりした。また振り回されるのか。また嫌な思いをさせられるのか。。。

結局「上の子の喘息が気になるから」ということで、僕ら夫婦と上の子の3人で寝室で寝ることになったが、またしばらくすると僕が寝室から追い出されることだろう。

妻が自分の我を通すことで、こちらの気持ちはだんだん妻から離れていっているのだが、、、。

気付かない妻が、一番幸せなのかもしれないね。

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