「身体のせい?」を疑う前に。

真面目な”性”の話
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セックスで、女性が気持ちよくならない、期待通りに感じられない。

そんなときに、男の側は自分自身の「セックスのやり方」を疑うこともなく、まず「相手の女性の身体に問題がある」と考えてしまいがち。

そして、女性の側も「私の身体がおかしいんだろうか?」と考えてしまいがち。

ただ、そのほとんどの場合「セックスのやり方」に問題があって、女性の「身体のせい」ではありません。

ここでいう「セックスのやり方」とは、単にテクニックの問題だけを言うのではありません。

昨日の記事でも書いたように、女性の「エッチな気分になるスイッチ」が入らないような「セックスへの進み方」にも問題があります。

男は、関係が深くなるほど「セックスへの導入」部分に時間をかけなくなっていきますが、本来は逆に、関係が深くなればなるほど、回数を重ねれば重ねるほど、「導入」の部分に時間が必要になる。

男女が出会って、セックスする関係になって回数が浅いうちは、「セックスをすること」が会う目的になっていることが多いので、女性の側も割と簡単にそういう意識になりやすい。でも回数を重ねていくと、段々と「セックス以外」の目的が増えてくる。「それ以外」、例えば話を聞いて欲しいとか、「私を見て欲しい」とか。精神的なつながりが必要になってくる。

「セックスへの導入」への意識が、男女の間で逆、なんですね。

偉そうに語ってますが、僕自身も反省すべき点が多い部分です。

さて、話を元に戻すと。女性の側の「スイッチ」が入りにくくなる要因として、精神的な部分は非常に大きなウェイトを占めています。夫婦間で言えば相手への不信感や、日常のストレス、自分自身への不満やコンプレックス。そういったものがスイッチの入りの邪魔になっていることも多くあります。

また、「お前、不感症かよ」みたいな男性の側からの「暴言」によって傷ついたり、「感じなきゃ!」というようなプレッシャーなどによってもセックスの際の女性の精神は不安定になりがち。

疑うべきは、男性側のテクニックの話だけではない。問題は、それ以前から始まっていたりする。

「私の身体、おかしいのかな?」と、自分の身体のことを疑う前に。

まずは、「心の状態」がどうであるのか。そこを疑ってみて下さい。

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