今は「やる気のある人」しか

真面目な”性”の話
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大分前に、このブログの記事で「夜這いの民俗学」という本について紹介しました。

戦前から戦後すぐの、農村や商家における「夜這い」という慣習から、当時の一般庶民の階層の「性に関する慣習や考え方」について書かれた本です。

前にも触れましたが、当時は性的に成熟する年齢の男女が集まって、異性から性的なレクチャーを受ける場が設けられていることが多かったようで、「筆おろし」といった形で年増の異性にセックスの仕方、異性の扱い方について教えてもらう機会があった。

これであれば、「異性への間違った対処の仕方」には起こり難かっただろうなぁと思います。

ところが現代では、「性の技術」について学ぶのは「性に関して積極的な、やる気のある人」だけに限られていて、多くの場合は「自分の欲求を満たすために見るAVや漫画等のアダルトコンテンツ」を「教科書」として、間違った方法を「これが正しい方法」と思い込んでいる人がほとんど、という状態です。

これでは、「セックスが悩み・苦しみの元凶」という、セックスに関する悩みを抱えた人が多くいるのも、仕方がないことなのかもしれません。

セックスとは、本来「快楽」であり、気持ちがいいこと、であるべきです。

セックスが原因で、悩み、苦しむ、、、というのは不幸な状態ではないか。そんな風に思います。

セックスに関して、積極的に情報を得ること。真剣に考えること。それらは全く恥ずかしいことではありません。

今は、ネットで色んな情報を得たり、誰にも知られずにそういう本や教材を購入したりすることも出来る。(ただし、教材に関しては十分に見極めをする必要がありますが)

数日前に書いたように、「性の悩み」については年齢は関係ない。解決できる悩みならば解決して幸せに暮らせるようになって欲しい。

その手助けになるような情報を発信していきたい。そんな風に思います。

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