「セックス」につける意味。

真面目な”性”の話
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「セックス」を、どういう風に捉えるのかは、本当に人によって大きく違います。

人によって違う上に、同じ人でも人生の時期や、誰が相手なのかによってや、その時々でその「意味」が違ってしまう。

セックスのこと、「性」のことで悩んでいる方に多いのは、「「セックス」に対して必要以上に、大きく、重い意味づけをしてしまっている」ということ。

例えば、最近話題になっている「高齢処女」の方。事情は様々あるようですが、彼女たちの悩みを助長してしまっている大きな要因が、彼女たちの頭の中にある「セックスの意味付け」。

僕は、もともとセックスには「意味など無い」と思っています。

「愛情の確認」だとか「快楽の追求」だとかは、その人が勝手に意味づけをしたもの。

シンプルに、「男女が気持ち良くなるためにする行為」が原点にあって、あとは人によって色んな意味がついてくる。例えば「子づくり」だとか。「スキンシップ」だとか。

彼女たちの頭の中では、セックスに無駄な意味づけがなされていることが多いようです。「最初の体験は、美しくないといけない」とか、「最初の経験が上手くいかないといけない」とか。

最初はさほど大きく、重くない意味づけが、歳を追うごとにどんどん大きさ、重さを増してくる。それに加えて、「この年齢で、経験がないなんて、変な女だと思われそう」とか、「相手が引くんじゃないか」とか、他の意味もついてきて、雪だるま式に不安と悩みが膨れ上がっていく。

そうなってしまうと、もはやセックスは気持ちよくなるための行為ではなくなる。悩みを生む、重苦しいこと。早く経験しなければ一人前と見なされない、厄介な行為。

本末転倒ですよね。

なかなか難しいことですが、一度、シンプルな考えに立ち戻ることができれば、そうすべきだと思います。

そのためには、自分の中でつけてしまった意味づけを、一旦吐き出してしまいましょう。

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