以前、もう1年以上前だったと思うのですが、ご主人からのセックス拒否に悩み苦しんでいる女性のブログがありました。
もう50代か60代の方で、泣いて訴えても向き合ってくれないご主人のことを恨み、私の人生をこんな風に滅茶苦茶にして!という視点で連日記事を書かれていました。
たしか、最後の方は心療内科を受診し、そこで全く事情を理解してくれない女医さんにも傷つくことを言われ、それはそれは辛い心情を吐露されていました。
ただ、、、。僕はその方にあまり同情することが出来ませんでした。
なぜなら、彼女はもともと、ご主人のことを好きで結婚したわけではなく「お父さんが(ご主人のことを)勧めたから」という理由でご主人を選んでいた。それも、当時女性には好きな人がいたにも関わらず。。。
結局その女性は「お父さんに良く思われたい」という思いで、ご主人を選んだ。ご主人のことを愛してなどいないのに。
ご本人は意識していないでしょうけれど、恐らくそのことはご主人に伝わり、ご主人も女性として妻を愛せなかった。
そういうことなんじゃないかなぁ、、、と思って。
人生の中で、何を選択するのか。どういう道を選ぶのか。それはもちろん自由です。
ただ、、その結果どうなるかは、自分次第。
冒頭紹介した女性の場合、まず自分が愛していない男と結婚して、その男性から「愛されない」と嘆いたところで、それは仕方のない話。
「こんな歳になってしまった」のは、ご主人のせいではない。そこまでの時間、あなたは何をしていたのですか、ということ。本当に打開したければ、別れるという選択肢もあった。
そして、「理解のない心療内科の女医」さんのことを呪っても、仕方がない。
アメブロで書かれていたのですが、同じアメブロには、優秀な「レス・夫婦問題専門」のカウンセラーさんが沢山いらっしゃる。
にもかかわらず、そっちには頼らない。
きっと彼女は、「自分の境遇への同情・共感」が欲しかったのだろうな、と思います。
優秀なカウンセラーさん達にかかれば、「自己矛盾」にも向き合わないといけないから。
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同じ時期に書かれていた他のブログでは、「一人目の子供の出産後、職場復帰をしたばかりなのに、ご主人が避妊をしてくれず、すぐに妊娠。そのためにすぐ辞めないといけなくなり、そのせいでご主人を疎ましく思うようになった。。。」という方もいました。
確かに、ご主人は配慮が足りない。でも、レイプされた訳ではなく、夫婦間のそれも同意のあるセックスで避妊をせずに行為をしてしまったのはご主人だけの責任ではない。責任は、その女性にもある。
自分の境遇や環境を、人のせいにしたくなるときって、有ります。でも、そこにずっと溺れていても、誰も助けてはくれない。
自分の人生の結果に対する責任は、結局のところ、自分でとるしかないのだ、ということ。
肝に銘じて生きていたいものです。
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