このブログを書き出す前に書いていたブログは、半分は「こんなに頑張ってる俺、偉いでしょ」という自慢であり、半分は「こんなに頑張ってるのに、嫁は変わろうとしない。酷いでしょ」という不満の吐き出し口のようなものでした。
その頃の自分は、「レスで苦しむ人に役に立つことを書きたい」と言いつつも、上に書いたような自分の承認欲求を満たすことが書く目的になってしまっていたので、人を応援するほどの余裕も正直ありませんでした。
去年、このブログでレスについて書き始めてから、色々な方からコメントをいただくことができました。かつて同じように苦しんでいた、という方。今、まさに苦しんでいるという方。レスのことではなく、夫婦関係について悩んでいる方。そして、”アダルトチャイルドである自分”に気付かずに、人間関係が上手く築けずに苦しんでいた方。
そして、そのうちの何人かの方は、コメントのやり取りをしばらくすることで、「元気になった」とのお言葉もいただきました。
「ありがとう」という言葉をいただくのですが、こちらこそ「応援させてくれてありがとうございます」と言いたいです。
文章を書くことで、人に感謝されるということが、こんなにも幸せな気分にさせてくれるなんて、思ってもみませんでした。
そして、最初文面から悩み、苦しんでいることがヒシヒシと伝わってきていた、そんな方が、やり取りを通じて元気になっていくことが、こんなにも嬉しいことだとは。そのたびに、とても幸せな気分にさせてもらっています。
僕は本業の仕事を辞めるつもりはないので、カウンセラーになって多く人を悩みから解放する、というような大きなことはできませんが、ここで少しずつ、苦しさを脱いで、楽になってくれる人が増えるように。
そんなことを思いながら。
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