違えば違うほど

「レス」の克服
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1週間ほど前だったか。

僕は通勤時の車の中で、FM放送を聞いていることが多いのですが、朝の番組の中で夫婦喧嘩についてが話題にのぼっていました。

その中で、「妻のトリセツ」の作者で脳科学者の黒川伊保子さんにインタビューをしていたのですが、黒川さん曰く「人間の男女というのはつがうときに、お互いに自分と違う性質を持っている者に魅力を感じるように脳にプログラムされている」と仰っていました。

その上で、「夫婦が違う性質を持っていればいるほど、危機的な状況になったときに(子の)生存の可能性が高まる」とも言われていました。

確かに。以前このブログでも書きましたが、動物行動学でも同じようなことが本に書いてありましたが、脳科学の観点から見ても、それは正しいということなのでしょう。

子を作る、すなわち「性的」な相手を選ぶときには、「自分と違う形質を持った相手」に魅力を感じる。でも、一緒に暮らす分には「違う相手」はストレスになる。

やはり、「何もかもピッタリいくおしどり夫婦」などというのは幻想に過ぎず、上手いこと維持していく、というのが夫婦の普通の姿なのかもしれません。

と、そんなことを先週考えていた、この週末。

僕は、子供の学校の父親の会、通称「おやじの会」に参加しているのですが、その運営を巡ってちょっと意見の隔たりがあって。そのことで、少し妻に「愚痴」を言ったのですが。。。

妻は「そうだね」とただ聞いて欲しいと思うところで、必ず期待と「反対」の意見を言う。こっちの味方をして欲しいときに、相手の方に肩入れする。

「なんであんたはいつも俺の味方をしてくれないんだ!!」と切れそうになりつつも、さっき書いた内容を思い出しました。

夫婦で意見が合わないほど、子供の生存確率は高まる。我慢、我慢。

 

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