この話題も、これまでに何度も記事に書いたことのあることだなぁ、と自分でも思います。
「これさえすれば、レスは解消する！」みたいな、特効薬的な方法、手段は世の中にはない。
もうかれこれ、7年間くらいその方法を探してきましたが、僕はそう思っています。
なにも、「レスのことは諦めなさいよ」などと言いたいわけではありません。
性の問題は、個人差も、そしてカップル差（他の夫婦との違い）も大きいので、「あの人がやって良かったから、うちも上手くいく！」みたいな「特効薬」的な方法は残念ながらありません。
あったらね、もうそれこそ凄く話題になって、そのノウハウがバンバン売れていることだと思います。でも、「これをすればレス解消！」を謳う教材類で、ちゃんと効果が上がっていそうなものなんて、これだけこの問題について真面目に情報を収集し続けていても、一度も見た試しがありません。
このブログを訪れてくれている読者の方の中に、「特効薬がいつか出てくるかも」と期待している方はあまりいないと思いますが、もしいらっしゃったとしたら。残念ですが、ここでは「特効薬」は扱っていません。悪しからず。
僕がレスの問題の解決を、「克服」と表現しているのも、そのあたりが背景としてあります。それに、「レスの解消」と言ってしまうと単に「行為」が戻ってくることが問題の解決、のような謝った理解を与えてしまうからなぁ、という思いもあります。
僕は以前から、レスの問題を克服するための方法論として、「自分を肯定すること」「自分を癒すこと」「自分の気持ちと向き合うこと」をお勧めしてきたつもりですが、これらに取り組んだからといって、「行為」が復活する、ということは確約できません。
ですが、夫婦間での「性のこと」への認識、価値観のズレや、それによる精神的な苦しみから自分を救うことはできる。そういう風に考えています。
そして、その結果、「行為」「性のこと」が戻ってくることもある。そうなったなら、こちらとしても本当に嬉しい。
恐らく、心理カウンセラーさんたちも同じような感覚ではないかなぁと思います。
（まぁ、「ビジネス」として取り組まれている方の中には、「解消します！」と謳っているか たもいらっしゃいますが、それは商売のための「方便」というべきかな。）
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