【レス、克服への道】自分の軸を持つということ

「レス」の克服
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先日から、「自分を癒すこと」「好きなことをすること」と書き綴ってきました。それを受けて、今日は「嫌なことをしないようにする」を書こうと思っていましたが、、。

ここまで書いてきて、大事なことは「自分の軸を持つ」ことなんだなぁと改めて気付いたので、そのことを書こうかと思います。

これは、「レスの克服」だけに留まらないことなのかもしれない。そんな風に思いながら。

自分に軸がなければ、人のせいにしたくなる

以前、記事にも書いたように、レスのことで妻と揉める前の僕は自分がアダルトチルドレンであるという自覚もなく、周りの目ばかりを気にして自分の行動を決める「いい人っぽいけど、なんだか主張のない人」だったと思います。自分がしたいこと、欲しいものは何か。自分は何をすると嬉しいのか。楽しいのか。そういったことを自分の頭で考えることもなく、常に周囲の視線を気にして色んなことを選択してきたがために、「自分で自分が何を欲しているのか側からない」という状態でした。

そんな状態でしたので、周りの人、特に隣にいる妻からすると「今、この人は本当に幸せなのか」「この人は本当に楽しいと感じているのだろうか」と不安に感じるほどだったそうです。最近になって、嬉しい時にはきちんと喜び、腹が立ったらきちんと怒り、と喜怒哀楽を表せるようになったからこそ、以前の僕の「異常さ」が際立って分かる、と教えてくれました。

結局、自分の考えている事、欲している事を抑え込んでしまっているので、自分自身に「軸」がない。仕事上でも、大概のことは器用にこなせるが、壁に当たった時には乗り越えることができない。口では反省している風に言うが、心の奥底ではどこか「人のせい」にしてしまっている。そんな生き方をしていたのでした。

自分の軸を持つためには、自分と向き合う必要がある

「食べたいものは?」と聞かれて、自分の食べたいものすらわからない。ここまで軸のない人間というのも珍しいのかもしれません。そんな「自分軸」のない生き方では、厳しい営業の世界を生き抜いていくことはできませんでした。そして、そんな「上っ張り」な状態では、妻との関係も上手くいくはずがありません。

仕事でボロボロになり、妻とは離婚寸前の崖っぷち。まさにボロボロな状態にまで追い込まれた訳ですが、今思えば、逆にあの時追い込まれたから、プライドを捨てて自分自身と向き合うことができたのかもしれません。

最初は、簡単なところから始めました。昨日書いた、自分の好きなことを見つけていく。「妻との行為」以外で、考えているだけで楽しい、と感じるものを見つける。それを見つけるためには、人目を気にせずに行動することが必要でした。僕がそれまで生きてきた中で、一番苦手な「人目を気にしない」で行動するということを、でもそれができたのは、アラフォーという年齢的なものも、プラスに働いたのかもしれません。

そして、それが許される今の職場に出会えたことも、本当にラッキーだったと思います。寝食を忘れて仕事に打ち込むことよりも、若干の余裕がある中で仕事をしていく方が性に合っていた、ということでしょう。

そして、少しずつ「自分はこうだ」という軸ができていくにつれ、「妻に振り回されている」と言うのは実は「妻のせいにしている」だけ、ということに気付いていきました。そうして「自分のために」行動するうちに、夫婦の仲も徐々に良くなっていったのでした。

泣いて生きても笑って生きても、人の一生は一回きり。だったらできるだけ、笑って生きていたい。

このブログのタイトルを、「レスの克服」といったものにせずに、「笑って生きていたいよね」としたのは、この言葉が頭にあったから。

時間はかかるかもしれませんが、まずは「自分」と向き合ってみることから、取り組んで欲しいと思います。

 

コメント

  1. より:

    sorairoさん、こんにちは。
    “笑って行きていたいよね”私もこのタイトルが好きです。sorairoさんのブログに救われ癒されたり。それが、あと数年で40歳という時を迎え、自分の描く夫婦像(自分軸)と現実の乖離、時間的制約にひどく落ち込む日があります。第二子が欲しいですが、妊娠後期から今まで4年間レスです。一度も誘われません。それまでは週4-5回淡白ですが全て主人から誘われてありました。私の年齢からと兄弟遊べるギリギリの上の子との学年4つ差までと決めています。そうなると、4,5,6月しかチャンスがないです。自分の決めたルールが自分を苦しめています。主人も第二子を希望ですが急いでいません。私からは1年前に第二子が欲しいと軽く伝え、半年前に初めて誘いました。この時は排卵日と言った事でそんなの聞きたくないから言わないで、週末しようとのことでした。レスについては、私の育児、自分の仕事の事もあるし、そのうちまたする様になると思っていて時間が経ったとの事でした。そして、その週末は慌ただしく寝てしまいなかったです。別寝です。その後、この話題に触れていません。今週が勝負なんですがどう持っていけばいいですか。主人とはほぼ毎日キス、ハグはあり、お互いスキンシップに抵抗はないです。今は妊娠先になってしまいましたが、この先も夫婦の絆としてずっと行いたいです。この思いを全て主人に伝えていいものでしょうか。重いですか。私はどう考え、主人と向き合えばいいのかアドバイスをください。

    • sorairo より:

      坂さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      妊娠、出産の年齢的な制約については、男はなかなか理解できないようで、苦しんでおられる女性も多いですね。
      そして、「排卵日」と言われるのがプレッシャー、という男性が多いのもまた事実。
      もし、坂さんがご主人に冷静に話しができるようなら、ご主人にお話しされてもいいのかもしれませんよ。文面からは、そんな気がしています。
      僕自身は「今日がチャンスよ」と言われると「やった~、生でできる~」と喜んで応じるような男ですから、申し訳ないですが的確なアドバイスは難しいかもしれません。
      したくない、というご主人の気持ちを理解した上でのアドバイスは、正直難しいです。

      坂さんから嫌がらないご主人であれば、素直に「今日、したいな~」とか、「今日、しよ☆」でいいと思います。(排卵云々とは言わない方がよいでしょうね)
      それを嫌がる方の場合には、、、、、う~ん、難しいですねぇ。。。自分は直接的に言われた方がうれしいので、ご主人の気持ちにはなれない。。。

      ところで、学年差4つまでの間で第二子が欲しくて、そのためには4~6月までの間に妊娠したい、という坂さんのご希望はご主人には伝わっているのでしょうか。
      それを伝えた場合に、ご主人は「そうか、それなら」というタイプの方でしょうか?(文面からはそんな気もしないでもないが。。。)それとも、嫌がるタイプの方なのでしょうか?

      なんだか、全然ご期待に沿えない返答で申し訳ありません。。。。また、教えて下さい。。。

      • より:

        この悩みを初めて打ち明けられ返事まで頂け、少し心が軽くなりました。どうもありがとうございます!!主人とは、笑いもあり和気あいあい話しました。主人も第二子を望み、私が子供と寝てしまう事で疎遠になってしまったと話してくれました。
        私は妊娠の期限を定めている事も伝えました。笑われました。期限を決めていることに驚いていたのとそれで私が自爆しているという反応で、急がないと!!ではなかったです。主人は妊娠の為の行為が嫌な様で頑なに排卵日を知りたくないと言いますが、困ったことにチャンスが月に一度という事を知らないと思います。多くの男性はそうでしょうか。出張などもコントロールしてもらいたいですが告げられないので、4月のチャンスも主人の会食で逃しそうです。凹みます。上手く行きそうでスムーズにいかないですね。イライラ、凹みは極力しまい前向きに、まずは仲良く出来る事を目標にしたらいいんですかね。アドバイスを頂いた通り、近日中にストレートに誘ってみます。どうもありがとうございます。

        • sorairo より:

          坂さん、まずはご主人と上手く話しができたようで、良かったです!
          中途半端な回答しかできないなぁ、、と自分の力不足を感じつつだったので、少し心配しておりました。
          ただ、前回のコメントの文面からは、ご主人の器の大きさが伝わってくる感じだったので、思った通りで良かったです。
          排卵日の件、僕は姉が二人もいて、両親ともに性に対してオープンだった関係で理解できているのですが、恐らく男性ではかなり稀な存在でしょうね。
          世の中の男性のほとんどは、恐らくきちんとは知らないのだと思います。とっても大切なことなのにね。
          ご存知かも知れませんが、男性の精子は女性の体内で3日ほど生きています。長い場合は1週間ほど。ですので、排卵日の前数日間がチャンス、ということになります。
          その日、でなくてもチャンスはあるわけです。それに、女性の側の興奮度が高まるような行為をすることによって、排卵が誘発されることもあるので、
          約1週間ほどは可能性があるんだ、と思えば少しは気が楽になるかもしれませんね。
          何がともあれ、ご主人と仲良くできそうで本当に良かったです。ご主人とお子様と、いつまでもお幸せに!

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