「行為」があることが”前提”になっていたから

「レス」の克服
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僕と妻は、付き合いだしてすぐ、「行為」をする関係になりました。

僕は、もともと妻と付き合うようになるまで、「性のこと」への関心は人一倍強く、でも周囲の女性に対してそれをアピールすることもなく(要は、むっつりスケベというだけ)生きていました。そのせいもあってか、大人になって初めて付き合うようになり、尚且つすぐに「行為」をする関係になった妻のことを「行為をさせてくれるのが当たり前」と強く認識するようになったのだと思います。

言葉は悪いかもしれませんが、「性のこと」がある前提で付き合っていた、という部分があったというのが、正直なところです。

僕は長いこと、妻も同じような感じだったはず、と思い込んでいました。でも、妻は確かに「性のこと」への関心は強かったですが、親からの「婚前の行為はしてはいけないこと」という刷り込みがあり、最初の頃は挿入時の痛みなどもあって実はそれほどしたいとは思っていなかったのかなぁと最近になって思うようになりました。

お互いに下宿生だった僕たちは、付き合い始めの1年半を週末に泊まりで会う関係でした。そういう意味では「性のこと」の濃度が濃くなる条件が整っていたと言っていいでしょう。これがどちらかが親元からの通学だったりしたら、また違っていたのかもしれません。

その後、僕が就職で東京に行き、1か月に一度妻の下宿に泊まりにいく遠距離恋愛が始まりました。普段会えない分、会うときには必然的に「行為」をする関係になりました。会う頻度は下がったけれど、付き合い方の本質は変わっていなかったなぁと思います。

さらに2年後、妻が就職で関東に出てきて、同棲を始めることになります。

その間、喧嘩が増えたことは記憶しているのですが、妻との「性」のことはあまり記憶していません。これまでそこそこの距離があった二人が、いきなり同じ屋根の下で暮らしはじめ、衝突が増え、それどころではなかったのかもしれません。

そして、結婚。今思えば、この結婚を機に、僕はもう少しきちんと妻との関係を考えるべきでした。それまでの「性のこと」前提の付き合いではなく、それを抜きにしてもこの人とともに生きていけるのか。

当時は、そんなこと全く考えもしていなかったからなぁ。。。

きっと、世の中の多くの男女が、僕と同じように「そんなこと全く考えていない」まま、結婚生活に突入し、苦しんでいるのだろうなぁと思います。

 

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