大丈夫。「性」のことで悩むあなたは、決して”おかしく”なんてないから

「レス」の克服
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レスによる「拒否される側」が味わう苦しみは、ただ単に「性欲の行き場がない」ことによるものだけではありません。

自分の存在を、否定されたように感じる苦しみ。世界で一番自分を分かっていて欲しい相手と分かり合えない悲しみ。色んな感情があなたを苦しめていることだと思います。

その中で「性のことなんかで、こんなに悩み、苦しむ自分は”おかしい”のだろうか」という風に、自分自身を責めてしまって感じる苦しみがあります。

パートナーからそんな風に言われたり、相談した相手から「「性のこと」くらいで、悩み過ぎよ」などと心無い言葉をかけられたり。そんなことがなくても、「性」のことを考えることが「悪いこと」のように言われてしまう世の中の雰囲気に、自分が悪いのか、おかしいのか、という思考に陥りがちです。

まずは、その思考をやめましょう。

「性」のことで悩むのは、人として生き物として当然のこと。あなたは決して「おかしい」なんてことはありません。そのことで、自分自身を責めたり、否定する必要はありません。あなたにとっては、大切なことだから悩んでいるんです。他の誰が何と言おうとも、関係ありませんよ。

何度でも言います。「性」のことで悩んだり、真剣に考えることは決しておかしなことではありません。

その上で、あなた自身も、自分にとってパートナーとの「行為」とは何なのか。あなたにとってどういうものなのか。そのあたりから目をそらさず、恥ずかしがらずに考えてみて欲しいと思います。

恐らく、拒否されて苦しんでいる方の多くは、パートナーとの「行為」に、何か他の「意味」を付けてしまっていると思います。

「相手をしてもらえないなんて、自分には女として(男として)価値がない」

「愛していないから、求められないんだ」「愛しているのなら、応えてくれるはず」

こんな風に、自分の価値を測る目安にしていたり、自分の愛され具合を確かめるためのバロメーターにしていたり。

僕を例に出すと、「妻から認められていることの確認」という意味を付けてしまっていました。だから、拒否されると「自分を認めてもらえない」「自分のことをバカにした!」と心が大騒ぎしてしまうようになってしまっていた。

そういう風に自分でつけてしまった”意味”は、なかなか取り除くことは難しいです。ただ、自分には、こんな風に意味づけして考える癖がある、と自分で認識できれば、何も分かっていない状態に比べればはるかに感じる怒りや苦しみ、悲しみは楽になると思います。

あなたが悩んでいるのは、おかしいことではありません。しっかりと悩みと自分自身の気持ちに向き合ってみて欲しいと思います。

 

 

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