【レス、克服への道】2016年、カープに救われた、というお話

「レス」の克服
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僕は生まれ育ちは九州ですが、大学の4年間は広島で過ごしました。その影響もあって、この20年来、熱心なカープファンです。

野球と、レスと、何の関係が!?と思われるかもしれませんが。

2016年、カープは25年ぶりにリーグ優勝を果たしました。この、優勝から遠ざかっていた25年間というもの、もともと資金力がない地方球団のカープと、応援する我らファンにとっては、FA制度などによる資金力のある他球団への選手の流出や、資金力のあるチームが有利な逆指名ドラフトなどの逆風の中で、全く希望が見いだせない時代が続きました。

と、このブログはスポーツネタのブログではないので、多くを語るのは止めますが、この2016年という年は、実は僕が妻との関係をどうしていくべきなのかと一番悩んだ年でもありました。その悩み苦しんでいる僕を、励ましてくれたのが25年ぶりに優勝へとひた走るカープの躍進だった、というお話です。

ちょっと野球に詳しい方なら覚えているかもしれませんが、1996年のシーズン、カープは7月までぶっちぎりの首位を独走しながら、長嶋監督率いる巨人に逆転優勝されるという「メークミラクル」を経験しています。一度、そういう苦い経験をしているので、僕は2016年の前半、カープが首位をひた走っていても、「まだわからん。まだ油断できん。まだまだ、まだまだ、、、、」と浮かれることなく、逆に毎日おびえるように暮らしていました。そして、いつもは試合結果を知って一喜一憂するだけだったのが、この年は勝敗表を作り、対戦予定のスケジュールや相手チームの予想先発を調べ、「この週は5割でいい、できればここは3勝2敗、、」などと現実的なラインを引きながら、9月10日に優勝のゴールテープを切るまで、この年ばかりは野球オタクのようになってカープを見つめ続けたのでした。

だから、それが「レスの問題」と何の関係があるのよ、ですよね。すみません、ついつい熱くなってしまって。

もし、この年。カープが快進撃を続けておらず、それまでのようにBクラスであったとしたら。恐らく、もっともっと深刻に妻との関係について悩んでいただろうと思うんです。妻との関係で納得できないことがあっても、最終的に「もういい、もうこのことは考えまい」と切り替えることができたのは、この年の「カープの快進撃」があったからだと思っています。

付け加えて言うと、妻もカープファンだったことも、プラスに働いたかなぁと思います。こんな些細なことでも、すれ違いの生じている夫婦間では火種になりかねないので。

このことで僕が学んだのは、例え「行為」がなくとも、他に楽しめるものがあれば、気持ちを切り替えることができるのだ、と言うこと。別にスポーツでなくても、趣味でも何でもいい。「そのことを考えていれば、楽しい気分になれる」ものがあれば、妻との「行為」がなくても「まぁ、いいか」と気持ちの切り替えができるのだ。そんな簡単なことすら、それ以前の僕は分からなくなってしまっていたんですね。

今、苦しんでいる方にも、気分を切り替えることのできる、目線をそらすことのできる何かがあれば良いのに。そんな風に思います。

 

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