【レス、克服への道】積もった”嫌悪感”や”不満”を溶かすには、時間がかかるということ

「レス」の克服
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今日は主に、妻から拒否されて苦しんでいる男性の方向けに書きたいと思います。

妻側拒否の要因には、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化によるものや、性に対するマイナスの価値観の影響、そしてパートナーの男性に対する不満によるものなど、一人一人様々なものがあります。

「行為」をしたくないと感じ始める最初の原因が、ホルモンバランスなどの「生理的」なものであったり、育児による「疲れ」が原因であったとしても、その後、それでも夫がしつこく「行為」やスキンシップを要求することで、妻の心の中にどんどん「嫌悪感」が積もっていくことがあります。例えそれが、妻のことを好きでたまらない、という気持ちから出てしまった行動だとしても。

それに加えて普段の生活の中で、妻の求める「夫像」とのズレなどから生まれてくる「夫への不満」がそこに重なっていくことで、夫との行為をしたくない、という妻側の壁はどんどん高くなっていきます。

このブログを訪れて下さった夫の皆さんは、きっとその壁を、どうにかして無くしたい。そんな風に思い、色々と試行錯誤している方々だと思います。

しかしながら、色々と努力をしても、全然前に進んでいる気がしない。こちらが努力をしていても、全く事態が良くなっていかない。

そんな風に感じられているのではないでしょうか。

ひとたびできてしまった「嫌悪感」や「不満」の壁を溶かすには、僕たち夫が考えているよりもずっと、長い時間が必要なのかもしれない。そんな風に思います。

レスのことで揉めていたときに、妻が僕に対して感じていた「不満」には色んなものがありましたが、その中でも主なものを上げると「夫は私(妻)のことを認めてくれていない」という不満。それから僕がブログに妻への不満を書き立てていたり、行ってないといいつつ風俗に行っていた、という「嘘をつかれていた」ということに対する怒り。そして、拒否されたときに僕が物に当たったり、大声で怒鳴ったりしたことに対する「恐怖感」。ほかにも細かいことを上げればきりがないのですが、大きくはこの3つが僕を「受け入れがたく」感じるようになった要因だと思います。

その後、話し合いをしていく中で、これらのことについては僕はたびたび謝りました。この部分では誇張なく、できる限り誠心誠意、謝ってきたつもりです。しかし、何度謝っても、そしてこちらがどれだけ反省した姿勢を見せても、妻の対応はあまり変わりませんでした。

男は元来、自分の妻や家族にとって「ヒーロー」でありたい、と潜在意識の中で思っているもの。それが、どれだけ謝っても、反省しても相手はそれを受け入れてくれない(と感じる)。加えて、妻の方だってとてもじゃないが一般的には「出来た妻」ではないじゃないか!という思いも僕の中ではあり、僕は一時的に考え方が荒んでいきました。離婚届けを取りに行ったのも、この時期です。「俺は努力しているのに、あいつは全然努力しようとしていない!」自分の努力に見合った成果が目の前に表れないことに、焦れてしまっていたのでした。

拒否する妻が蓄えた「嫌悪感」「不満」の「負」のエネルギーは、ちょっと反省して謝ったり、態度を変えたからといって、すぐに溶けて消えていくほど小さなものではないのだろうと思います。それらを取り除くためには、僕らの予想をはるかに上回る大きなエネルギーと時間がかかるのかもしれません。僕ら夫婦の場合には、それは1年ほどかかりました。そして、そのレベルというものは人によっても違い、夫婦間によっても違う。何年努力すればいいのか、どれくらい努力すればいいいのかは、パートナーにしかわからない。ネット上には答えはありません。パートナーときちんと向き合うことでしか、解決の糸口は掴めないのだと思います。

まだまだ、時間はかかると思います。焦りはいい結果を生みません。でも、諦めたり投げやりになれば、これまでの努力は無駄になります。焦らずにこれからも「自分のために」努力していきましょう。

 

 

 

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