ブラックと感じるかどうかは人によって違う。

スポンサーリンク

僕が今勤めている会社は、地方都市にある地場の建設会社で、社員数30人に満たない中小企業です。一方、以前勤めていたリフォーム会社は、社員数は1,000人以上。誰でも一度は聞いたことのある名前の住宅メーカーの100%子会社。恐らく、一般的には元居たリフォーム会社の方が、ネームバリュー的には「いい会社」と言う風に見えるだろうと思います。

実際、そのリフォーム会社に入社するときには、周囲から「いいとこ見つけたね~。」と言われましたし、辞めるときには「え~、何で辞めるの?」と不思議がられることが多かったです。

今いる会社を辞めて、次の会社に移るかどうか悩んでいる方にとっては、「周りの人の目」が気になったりすることも多いのではないでしょうか。

また、例えば転職も2回目、3回目となると、「またすぐに辞めたら周りになんて言われるだろう」とか、「自分に根性がないだけなんだろうか」という風に自分を疑ってしまって、本当の答えにたどり着かずに迷ってしまうことも多いと思います。

でもね、一番の近道は「自分がどう感じているか」にしっかり向き合って、自分が求めている方向に進むことなんですよ。外野の意見は、参考程度に。

最初に示した僕の例で行くと、規模の大きい名も知れた会社には確かに安定感はあったけれども、そこには社員の実態に合わせた施策や方針なんてなくて、「残業はするな、でも受注は今以上に取ってこい」「利益率は下げるな、打合せの回数は減らせ、でもお客様満足度は上げろ」なんていう指示が、「通達」として上から降って来る。「出来ている奴がいるんだから、出来ないのはお前の努力不足だ」と、出来る人ベースですべての基準が決まる世界。一方、今いる会社は、中小だからこそ社員一人一人と向き合い、話を聞いてくれる。確かに福利厚生の面は弱いですが、日々のストレスの度合いなどを考えると、どっちがブラックかは言うまでもありません。

でも、同じ業界で転職してきた人から言わせると、パソコンや車は自腹だし、とんでもない会社だ、と言うことになるんですね。

結局は、「自分がどう感じるか」これに尽きるんです。

もし、この記事を読んで下さっている方の中に、周囲からの目を気にして、身動きが出来なくなっている方がいたならば。人がどう思うかは関係ありません。大事なのは、あなたが「どうしたいのか」だと思いますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました