どんなに「理不尽だ」と叫んでみても。

「レス」の克服
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このところ、「婚外」の関係について「自分に許可する」という内容で記事を書いています。

それについては色んな捉え方があって、「仕方がないよね」的な意見もいただく半面、「結局あんたもただの男だったね」「がっかりしたよ」というご批判も。

当然だと思います。された側からすれば、理由は何であれ「不貞」行為には違いないから。

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セックスレスなど、夫婦間の関係が上手くいかず、その結果として婚外の関係に足を踏み込むとき、「拒否される側」の方の中には少なからず「俺が(私が)こうなったのは、拒否する相手が悪い。」と考える人がいらっしゃいます。

心情的には確かにそうなのですが、一つ肝に銘じておかなければならないこと。

それは、どんなに自分がつらい立場だったとしても、ことが発覚した場合、責任は全て「自分の側」にあるのだということ。

法的に言えば、不貞を働いた側は「有責者」。つまり「問題を起こした当事者」という扱い。

夫婦間でそれまでに、どんなに酷いことを言われ、酷いことをされてきたとしても、婚姻関係がありながら「不貞」を働いた、という事実だけは消えない。

そのことは、よくよく肝に銘じていなければならない。

そうなったとき、決して誰も味方をしてくれるわけではなく、それどころか「バカな事しやがって!」と批判される側になる。

そこまで覚悟していなければいけない。

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一時期、「拒否される側」の人たちの間で、「セックスレスは離婚理由として認められるか」ということが話題になったことがありました。

実際に、正当な理由もなく精神的な苦痛を与える場合には離婚理由として認められる、というのが答えだったと記憶していますが、何が正解かが大事なのではなく、当時拒否される側が欲していたのは「セックスを拒否する側に問題がある!」という誰かのお墨付き。

でも、そんなお墨付きをもらったところで、結局のところ「セックスが出来るようになる訳ではない」わけで、今ではあまり触れられなくなったように思います。

大事なのは「誰かが認めてくれるか」ではなく、「自分がどう考え、どう行動するのか」。

誰に何を言われようと、自分自身で納得できる行動をとれれば良いのかもしれません。

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