「精神面」だけでは解決できない問題もあるから

真面目な”性”の話
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セックス、特に夫婦間のセックスの問題を語るとき、どうしても「不倫」「婚外」の関係については避けて通れない話題だなぁ、、と思います。

僕は、以前から「不倫」を肯定も否定もしない、というスタンスでいますが、それはその人その夫婦の事情というのは、最終的にはその人にしか分からない部分であって、他の人間が否定・肯定できる話ではない。という考えを持っているからなのですが。

あともう一つ、完全に否定は出来ない訳は。

セックスの問題の中には「精神面」だけでは、解決できない問題もある、ということが分かってきたから。

例えば、パートナーが性的な行為に嫌悪感を持っていたりして、いくら話し合いを重ねても、一向に状況を改善しようと努力をしてくれない場合。

「婚外はダメ!」という考えに基づけば、それでも「相手を動かすための努力をしなさいよ」ということになるのかもしれませんが。

相手も頑なにセックスを拒んでいる理由があって、それをどうにかすることが出来ない、どうにかすることで相手も壊れてしまう。

そんな状況の人も、世の中にはいる。

その時に「そんな人と結婚したんだから、諦めなさいよ」と言うのは簡単ですが。

僕には、それを言い放つことは出来ない。

確かに、セックスによってもたらされる悩み、苦しみの中には「精神面」で解決するものもあるけれど。でも「セックスをすること」でしか解決できない悩みや苦しみもあるから。

パートナーとの関係性の中で、それが解決できない状況の場合に「絶対に外に求めるな!」とまでは言えないな、と思います。

本人の責任の上で、墓場まで持っていく覚悟で。絶対にパートナーには知られないように細心の注意を払って。

そして、その罪悪感ときちんと向き合った上で。

覚悟を持って、そういう関係を持つことを、偉そうに咎めることは出来ない。

そんな風に思います。

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