1人の時間

”アダルトチャイルド”について
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単身赴任を本格的に始めて、2週間が経った。

単身、と言っても、現場を一緒に担当する会社の後輩と、2DKでの二人暮らしだから、宿舎に帰っても部屋に籠らなければ、1人切り、ではないけれど。

しかし、寝室として使う部屋は別だから、扉を閉めてしまえば、1人の時間をとることが出来る。

家に居ると、1人切りになることはほとんどない。1人でいたとしても、妻とか子供とか、誰かが急に入ってくる可能性があるから、完全に1人切りになることなど滅多にない。

意外と、こういう時間を必要としているのかなぁ、、、などと感じたりする。

別に、何をするわけでもないのだが。

以前、サッカー日本代表のキャプテンだった長谷部さんが「心を整える」という本の中で、自分をリセットするために時々1泊2日程度の一人旅をする、と書いていたのを読んだことがある。そのときは、そのことがよく分からなかったけれど、今回のことで何となくわかったような気がする。

1人になって何か特別なことをするわけではないが、1人の時間を過ごすことで、気持ちの中でリセットされることもある、ということを。

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男女が、生活を一つにする、一つ屋根の下で暮らすということは、いいことだけではない。当然摩擦も生じるし、不満を感じたり、相手に見せたくない自分を抑えるストレスなんかも、溜まっていく。

時には、1人になる時間というものも、僕らが思っている以上に必要で、大事なことなのかもしれない。

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