女性にとっての「絶頂」とは

真面目な”性”の話
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先日、ある読者の女性の方に「女性にとっての”絶頂”とはどんなものでしょう?」というご質問をいただきました。

普通に考えれば、男である自分が、セックスにおける「女性の絶頂」を語るのは、ちょっと変かもしれない、、、のですが、ご興味あれば読んで下さい。

「そんなこと、あんたに言われなくても私が一番よく知ってるわよ(-。-)y-゜゜゜」っていうそこのお姉さま、間違っている点などご指摘いただけると幸いです。

さて、、、まず女性に「絶頂」という言い方を当てはめている時点で、これは結構男性的な発想だな、と感じます。後にも書きますが、女性の「オーガズム」「快感」は、男性と違ってはっきりとした快楽のピークが無かったり、複数回ピークがきたり、、、と、「頂点が一つしかない」男性とは違うから、です。

ではまず、男性の方を説明すると、これは簡単で、基本的に男性器への摩擦によって徐々に快感が高まっていき、あるところで文字通り「絶頂」を迎えます。(多くは射精です。)そして、一気に坂を下ります。本当に簡単なものです。

で、これはどのセックスにおいても、相手が誰であっても、あまり変わりません。コンディションが悪ければ、山のピークが下がったり、、、というのがあったとしても。

女性は?というと、女性の場合には、男性に比べて複雑です。明確なピークが無く高まった状態が長く続く場合や、ピークが何回も訪れる場合もあります。加えて、相手やコンディションによってこのカーブも違うし、同じ相手で似たコンディションでも、快楽のカーブは違ったりする。

もちろん、「イク」という「絶頂感」を伴う場合もありますけどね。でも、男性のように毎回同じ、ではない。

一時期よく聞いていましたが、「絶頂」に達したときに女性が感じている「官能の脳波」の強さは、男性のそれをはるかにしのぐものだそうです。男に同じ脳波を与えた場合、ショック死する可能性もあるレベル、だとか。

また、一回の「強い官能」を味わうよりも、「イク寸前」を長く引っ張られた方がいい、という女性の声も多いようです。男は毎回、一度切りのピークを求めてセックスをするので、女性も同じように一回の強い快感を喜ぶ、と思い込んでいますが、皆がそうという訳ではない、ということを頭においておく必要があるかもしれません。

あと一つ、大事な事が。男性の場合には、男性器への刺激がカーブのスタート地点になりますが、女性の場合、官能のスタートは性感帯への直接的な刺激とは限りません。例えば、行為が始まる前でも、セックスことを想像したり、性感帯ではない部分へのソフトな刺激だったり、耳元への囁きだったり。女性の場合は「性感脳」を刺激されたところから、カーブが始まる。言い換えれば、大きな官能を得るためには、しっかりとした助走期間が必要、と言ってもいいのかもしれません。

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