セックスが自分の思い通りに出来ない、機会が得られないetc…って時に、腹が立ったり無性に悲しかったり、自分には価値がないと落ち込んだり、、。色々な感情が出てくると思うのですが。
そのときに、ちょっと一歩踏み込んで、自分がセックスに何を求めているのかをよく考えて、自分の心の中を見つめてみると、意外な気付きがあったりします。
例えば、パートナーがセックスに積極的でない、という状態に悩んでいるとき。希望通りにセックスが出来ないことへの苛立ちとは別に、「何でいつも自分の方から誘わないといけないのか」ということに不満を感じている場合があります。
これって、その裏側には「相手から自分を求めて欲しい」という願望があるんですよね。
相手から求められて初めて、安心できる。自分は必要とされている、、、という安心感。
人にもよりますが、この安心感さえ手に入れば、セックスは出来なくても大丈夫、という場合もある。これは特に女性に多い気がします。
そこの原因になっている部分を突き詰めていって解決、克服する、というのは心理カウンセラーさんの仕事の範囲なので僕には難しいですが、少なくとも「求められないことへの怒り」に気付ければそこを緩和することは出来るんです。
それから、自分から誘うことに不満を感じている要素としては、「セックスに誘うのは恥ずかしいこと」という潜在意識があって、「したらいけないことを強要させられている!」という怒りを感じている場合もあります。
これって、潜在意識なので本人も気付きにくいのですが、「セックスをしたい!って言っちゃいけない!」っていう思い込みを持っていて、それなのに求める状況にさせられることに腹を立てているんです。「なんで俺ばっかり恥ずかしい思いをしないといけないんだ!」ってね。
「セックスがしたい!」と言いながら、「セックスは恥ずかしいこと」と心の中では思っている。
そして、「恥ずかしいこと」をさせられているという状況に腹を立てていたりする。「そっちが与えてくれないから、こんなことになるんだ!」という風に。
何のことはない、僕自身の体験談です。

コメント