【レス、克服への道】意外と大事なお金の話。

「レス」の克服
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お金って、大事ですよね。

今の生活はもちろんのこと、子供がいれば子供の将来のことや、夫婦の将来のことにもつながってくる。

でも本当に意外なほど、夫婦の間でお金の価値観を共有することって、難しかったりします。

そう、「性に関する価値観」を共有することと同じくらい。

そして、「お金に関する価値観のずれ」と「性に関する価値観のずれ」って、夫婦間が上手くいっていない時にシンクロして目につくようになる。そんな気がしています。

僕たち夫婦の仲が、うまくいくようになったきっかけの一つが、家計管理に僕が積極的になったことでした。

以前の記事でも書きましたが、結婚してからここ最近に至るまでの十数年間、我が家の家計の管理は妻に任せっきりにしていました。

面倒だったからとか、お金の管理が苦手だから、というわけではありません。僕自身は、お金の管理には細かい方ですし、貧乏な家に育ったので無駄遣いにはうるさい方。ですので家計の管理にいちいち口出しをされるのは鬱陶しいだろう、というのが表面上の理由でした。

ただ、その裏には「男がお金に細かいなんて格好悪い」とか、そもそも「お金に拘るのは良くないこと」といった、無駄で無意味な、自分が勝手につけた価値観が存在していたのです。

で、結婚して以来、「口を出さない」は守っていたつもりですが、逆に一方的に不満を貯めていっていました。休日に妻が子供たちを連れて外食していたり、食べ物を大量に無駄にしていたりすると、「無駄遣いばかりして!」とイライラしたり。貯金が貯まらない、と愚痴をこぼす妻に対して、「俺の稼ぎが悪いって言いたいのか!」とムカついてみたり。そうして、お金は一向に貯まらないのに、不満だけは着々とため込んでいたのです。

夫婦の間の「性」のことで揉めていたとき、それと同じくらいの頻度で揉めていたのが、お金に関することでした。理由は毎回些細なこと。ボーナスのときの小遣いをいくらにするのかとか、お昼代としてもらうお金が少ない、とか。でも毎回、結構激しい言い合いにまで発展していました。

その背景には、先ほど書いた「僕が妻に抱いている不満」と、「妻が僕に抱いている不満」があったのだと思います。結局「言わない」ってだけで、お互いが心の中に不満を貯めているので、きっかけがあるとそれがお互い噴出してしまう。

逆効果、です。

「性の価値観」も「お金の価値観」も、本来は夫婦の間でよく話し合って、価値観のすり合わせをすべきもの。でも、なんだか余計な「プライド」だったり、「恥ずかしい」という気持ちだったり、色んなものが邪魔をして価値観をすり合わせることができない。

すり合わせることができないばかりか、きちんと意思疎通ができないことで、逆に相手への不信感をお互いが膨らましてしまう。

そして、厄介なのは「お金の話」が「性の話」に、「性の話」が「お金の話」に上乗せされて乗っかってきてしまうこと。お金の話をしていても「させてくれないくせに」「しないと怒るくせに」、性の話をしていても「無駄遣いばかりして」「お金のこと考えてくれないじゃない」と、話が複雑になる。相手を攻撃するばかりで何も前に進まなくなってしまう。。。

もし、「性のこと」はなかなかすり合わせできないのなら、せめて「お金のこと」だけでもすり合わせた方がいいのかもしれません。

今、収入が二人合わせていくらあって、貯金はいくらあって、何年先にどれくらいお金がいるのか。そのためにどのくらいずつ貯めていくべきなのか。

「性のこと」で揉めているときにはなかなか難しいことではありますが、、、。

 

 

 

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