日本人は、レスになりやすい、のかもしれない

「レス」の克服
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レスの問題は、日本だけの問題ではないらしい。アメリカでも、似たような現象(夫、妻がパートナーとの性的なコミュニケーションを避けようとする)は起きている、という記事を見かけました。

しかし、日本とアメリカではこの問題に対する向き合い方が違うんだろうなぁ、、、と想像したりします。

向こうは、契約社会であり、訴訟社会ですし。きっと夫婦の関係性も日本のそれとは大きく違うはず。(知見がないので想像、でしかありませんが、、、)

そもそも、日本における夫婦間の揉め事の大多数は、お互いの「言いたいことを言わない」「相手に察してくれ」を求める姿勢のせいではないのかなぁと思うんです。

もともと、日本人は「あ・うんの呼吸」とか、「以心伝心」とか、「言わないけれど察してね」「言わなくても分かっているよ」という「言葉に出さない」意思疎通を称賛する特性があって、ことそれが夫婦における「性」の問題となると、その傾向が強く表れるように思います。

それはきっと「拒否する側」「拒否される側」どちらにも言えることではないかと思います。

で、きちんと言葉にして相手に要求することに慣れていないから、断られた場合にも必要以上に傷つく。ただ単に「今はいや」と言われただけでも、「自分を否定された!」と反応してしまう。

そういう背景があるのではないかなぁと思います。

それに加えて、ちょっと前に書きましたが、この国では「性のこと」は未だに「恥ずかしいこと」とみなされる雰囲気がありますから、余計に口に出して要求することに抵抗を感じる。断られたときにも恥ずかしさが倍増する。

以前、「ゴム」メーカーが夫婦間の現状について調査した結果をもとに、「日本の夫婦はおかしい!」みたいな記事が書かれたことがありました。海外ではこうだ!だから日本の夫婦は異常だ!みたいな論調で。

国や地域によってコミュニケーションのあり方や、人の持っている特徴は違うので、「海外はこうだから、日本はおかしい」と論ずることには、少し抵抗を感じます。しかし、日本特有の「察すること」を美徳とする文化は、こと夫婦間の「性」に関するコミュニケーションにおいては、あまり良いものではないのかもしれません。

 

 

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