昨日は、厳しい言い方でのブログでしたが、厳しいついでに、もう一つ。
僕は以前、住宅リフォームの仕事をしていて、仕事の中で職人さんに指示を伝えることが日常でしたが、「言ってた」のに「伝わってない」ということがよくありました。
当時の僕は、「自分はコミュニケーションが下手だ」という認識がなく、職人さんに意図が伝わってない、という場面に直面すると、「言ったやろ!」「言ったやんか!」といちいち腹を立てていました。
そんな折に、尊敬していた大工さんから言われたのが、タイトルの一言。
「お前は言ったつもり、かもしれないが、「伝わっていないのは、言ってないのと同じ」だぞ。」
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夫婦間でコミュニケーションがうまく取れない、と悩んでいる方は多くて、特にセックスレスの問題を抱えているカップルにおいては、「コミュニケーション不全」と言えるほど、きちんと意思が伝達出来ていないことが多いです。
そして、、、厳しいことを言うようですが、「相手に自分の思いを伝える」ということが、特に出来ていない。そんな風に思います。
昨日の記事ではないですが、自分の欲しいもの、欲しいこと、欲しい態度。そういったことを、きちんと「相手に分かるように」伝えられていない。
偉そうに言ってますが、僕もタイトルのような一言を言われるほど、コミュニケーションは下手です。だから、下手なりに相手に伝わっているかをしっかり確認をするようにはしています。仕事の上においては。
でも、夫婦の間となると、とたんにそれが出来なくなる。「なんで?言ったじゃん」「いつも聞いてないよな」ってなりがち。
最近ようやく、相手に確認をする、ということをするようになりました。人のことは偉そうに言えません。
夫婦の間だからこそ、「伝わったか?」という意識をもって相手とコミュニケーションする。
それが、必要なのかもしれません。

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