最近、日本の歴史について学び返しています。
もともと僕は子供の頃から父の影響で歴史が好きで、日本史については得意だ、と自負していましたが、昨今の新しい情報を見ていると、僕達が学校で習った歴史というのは第二次世界大戦の戦勝国の意向に沿うように「書き換えられた」歴史であり、歴史上の史実とはかけ離れたものだったのだなぁと思わせられることばかりです。
そして、世界史的な観点を絡めて考えていくと、これまで見えていなかった日本の歴史の転換点や、その背景が分かってきたりします。
今、日本は東アジアの激変する情勢の中にいて、子供たち、その子供たちの世代が日本人として生き抜いていくためには、きちんとした知識が必要だ。そんな風に思います。
と、、、とっても大上段に構えた堅い話になりましたが。
歴史の物語を紐解いていくと、つくづく「白か黒か」「善か悪か」「正義か悪か」という「二元論」的な物事の考え方が人間の世界では何の意味も持たないことを思い知らされます。
以前、脳科学の本を読んだときの記事にも書きましたが、人間の脳というのは至って「自分勝手」。都合よく記憶を書き直しますし、集団の中にいると集団心理によって真実が見えなくなる。場合によっては、あるはずのないものを信じて狂気的な行動に走ることもある。
日本人は「正々堂々」とか、「清廉潔白」とか、清く正しいことを殊の外尊ぶ精神を持っていて、世界の人々も同じように考えている、と思っていがちですが、とんでもない。
、、、。また、話が大きくそれていきそうでした。
このブログは、レスについて、夫婦の性について書いているのですが、夫婦の間でも、白か黒か、全か悪かと二元論で考えてしまうことがよくあると思います。レスされる側は、「あいつが行為をさせてくれないからいけない!」と相手を責めてしまいがちだし、レスする側は「子育ても家事もやってくれないのに、身体だけ求めるなんて信じられない!」とやはり相手に全ての責任があるように考えてしまいがち。また中には逆に、「自分が全て悪いんだ!」と考えてしまう人もいます。でも、人間のやること。どっちかだけが正しく、どっちかだけが悪い、というようなことはまずありません。
白か黒か、正か悪か、なんて人間の世界ではありえない。僕はそんな風に思います。
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