僕ら夫婦にとって、我が家の庭は「火薬庫」のようなものでした。
今から10年前に、中古住宅を購入したのですが、日当たりのいい南側の庭は手のかかる「芝庭」。
当然、春から秋までは、雑草との戦いになる訳です。
僕は、芝庭が好きで、でも草取りをするのが嫌で。
妻は、草取りが嫌なので「全面砂利敷にしよう」とか、「全面コンクリートにしよう」とか、言ってきて、その都度喧嘩になる。
「今後、庭をどうするか」「草取りをいつするか」etc…庭に関する話題に触れると、夫婦の間に緊張が走る。喧嘩が勃発する。
まさに、「火薬庫」。
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でも、今年の夏は少し変化があって。
自粛期間中の早朝に、草取りをしたら芝が少し整ったことで、僕はちょっと庭仕事に積極的になりました。で、どうせやるなら、ということで、今までよりちょっと性能のいい草取り用の鍵鎌を購入したところ、、、これが非常に使いやすい。
で、そうなるとより積極的に草取りをするようになりました。
それともう一点。芝の面積を縮小したこと。これまでは庭の全面が芝と雑草に覆われていたのですが、家に沿った部分に防草シートを張って、瓦チップを敷き詰め草取りが必要な面積を減らしました。
そのおかげか?今年は「庭仕事」が原因の喧嘩は、ほとんど起きていないような気がします(他の原因の喧嘩は、ちょくちょくありますけどね)。
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まぁ、「庭仕事を積極的にするようにしたら、レスが解消した」なんていう話ではないので、「へぇ、だから?」というくらいの話ではあるのですが。
ただ、ひょっとしたら、僕にとってのセックスの問題と同じように、妻から見れば「庭仕事」の問題があったのかもしれないなぁ、、とも思いました。「芝庭がいいって言うなら、あなたがもっと手入れしてよ!」という、口にしない思いが妻の中にあって。で、僕は妻の口から庭仕事のことが出るたびに「責められてる」と感じて感情的に応酬してしまう。
これって、セックスの話と同じ。妻は僕の口からセックスの話が出ると、自動的に「責められている」と感じて感情的に応酬しようとする。
まぁ、いずれにせよ「庭仕事」が”火薬庫”でなくなるなら、その分夫婦の喧嘩は減るし、庭は綺麗になるし。悪いことではない。
これまで荒れ放題だった芝が再生できたら、記事で紹介させてもらうかもしれません。

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