このブログは、「性の悩み」について書いていますが、もともとが夫婦間のセックスレスをメインテーマに書いてきましたので、読者の方の年齢層は、35歳~44歳が最も多くなっています。
セックスレスの問題においては、この年齢層が一番「悩み多き」年頃、と言っていいのかもしれません。
社会的な視線で見れば、40代は男女ともに、若干若い頃より勢いはなくなるけれど、色んな面で充実する時期。部下も出来たり、リーダーを任されたりと 仕事も最も充実する。子供も少し手が離れてきて、少しずつ自分の時間が取れるようになったりもする。
でも、性の問題となると、とたんにみなさん否定的になる。
男性の多くは、「最近、元気がなくて、、、」と性欲の減退を口にし始め、
女性の多くは、「体形が崩れて、、、」「肌の張りもなくなったし、、、」と若い頃の自分と比較し、自分を卑下するようになり。
僕は、40代こそ「セックスの充実」を図れる、一番いい世代じゃないかな、と思っています。
男性は、若さと欲求に任せての、勢いだけのセックスから、挿入に拘らない、ゆったりとしたセックスに方向転換すればいいと思う。
女性は、妊娠・出産を目的としない、肌の触れ合い、官能を得るためのセックスへと方向転換していけばいい。
身体の変化に合わせて、気持ちよく感じることができるセックスに、無理なく移行していく。
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ところが、これまで培った”常識”や、これまでに出来上がった”人間関係”や、それに伴う”感情”が邪魔をして、なかなかセックスに向き合えない人が多いのも、事実。
「俺はこういう人間だから」「私にはそんな価値がない」と、新しいことに踏み出せずに、ただただ悶々としてしまう人が多いのも、この年代なのかもしれません。
いきなり、急激に変化することは難しいので。少しずつ、自分の興味のある情報に触れてみるとか、やってみて欲しいな、と思います。

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