奥さんの側から、「ねぇ、エッチしようよ」と誘ったら、「お前は淫乱か!」などと酷いことを夫に言われた。
夫側が拒否している夫婦では、よく聞くシチュエーションです。
他にも「お前、そんなにしたいのか」とか、、、いやいや、酷いので止めときましょう。
基本的に、一部の特異な男性を除いて、一般男性の多くは「自分のセックスに自信を持っていない」のが現実です。根本的な部分でね。
表面的には、「俺は100人切りだ!」みたいに言ってる男性でも、心のどこかで「これでいいのか?大丈夫なのか?」という思いを持っているもの。(ただし、本人は気付いていません。)
これが、性欲旺盛なタイプでもそうですから、セックスに消極的なタイプになると、もっと強く不安を持っている。
そうすると、妻に主導権を握られると不安になる訳です。自分が不安を抱えている分野で、不安なことをするように要求される。
男にとっては、一番苦手なパターンです。ですから、逃げたくなる。背を向けたくなる。
逃げるためには、相手を傷つけてでも、というのが冒頭のセリフ。「求めてくるお前が悪いんだ!」ということにして、自分を守りたいわけです。
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女性の多くは、「セックスの技能がない」ことを気にしていたりします。「私、下手なんで。。。」と。
でも、上手なテクニックを駆使したとき、夫や彼が手放しで喜ぶか、というと?
残念ながら、そうではない男の方が多い。
恐らく、「自分が主導権を握れない」「自分のセックスで相手が満足していないのかも」という不安が湧き上がってくるのでしょうね。
で、テクニックを磨こう!とはならずに、「その気になれない」とか言い出したりする。
本来、相手と波長を合わせて、どうすればお互いがもっと気持ちよくなれるのか、高め合っていければ良いのでしょうが、どうもこの国では夫婦間でそういう風になることに大きな抵抗感があるようで。
で、もう一歩進むと、今度は「自分はマグロ」を決め込んで、自分からは何もしない、あとはお前の好きにやってくれ、という奴まで(怒)。
もはや、”男”を放棄している様にしか、見えない。。。
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「オオカミでいたい」のなら、オオカミになるための訓練を積まねば、なれません!

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