「彼とは、身体の相性が良くて、、、」などとよく聞きます。
確かに、「特に何も伝える努力をしていないのに、分かっているかのように自分の感じるところをきちんと責めてくれる」という意味で、「相性がいい」という異性はいるのかもしれませんね。
それは、男女を問わず。
男性なら「自分の愛撫で、思ったように感じてくれる女性」でしょうし、女性なら「して欲しいことを、言わなくてもしてくれる男性」ということになるでしょう。
ただ、、、。本当に「月並み」なことしか言えませんが、本来セックスの相性というのは、「作っていくもの」「育てていくもの」。
最初から、何の努力もせずに「相性がいい」相手を見つけられたのなら、それはそれでとても幸せな事。でも、最初はしっくりいかなくても、自分の希望を言う、相手の希望を聞く、それらをすり合わせていくことで、「相性を良くしていく」ことは出来るはず。
そのためには、「自分の希望」をきちんと知っておかないといけない。そしてそれを、恥ずかしがらずに相手に伝えないといけない。そして「相手の希望」も(取り入れるかどうかは別として)聞かないといけない。
普通の人にとっては、それはハードルが高かったりする。恥ずかしいから考えたくない。恥ずかしいから言いたくない。。。
だから、最初からそんなハードルを越えようとせずに「相性が合う」を求めてしまう。
それはそれで、仕方ないことだとは思うんです。今の世の中の雰囲気で言えばね。
でも、パートナーの資質にもよるけれど、きちんと話が出来て、考えてくれる相手であれば「相性は育てることが出来る」ということ。
それは、覚えておいて欲しいな、と思います。

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