このところ、自分の夫婦間の揉め事についての記事が続いてしまい、「性の悩み」についての話題から離れてしまっていました。すみません。
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「セックスをより良いものにして欲しい」という願いを込めて、記事のネタを考えているのですが、セックスに関する女性の側の悩みの中で、最近意外と多いのが「彼がイカない」ということ。
どうやら、射精に到達できない男性が増えている様子。
それについては、数年前から「膣内射精障害」という名で、その存在は見聞きしていたのですが、事態は僕が思っているよりもずっと深刻なのかもしれません。
ご存知ない方もいるかもしれませんので概要をご紹介すると、この「膣内射精障害」は、男性が日常的に「強すぎる刺激」で自慰行為を行うために、女性の膣圧では射精に至らない、という症状のことを言います。
まず、パートナーの男性が「イケない」という事態に直面しても、それは「あなたの膣に問題がある訳ではない」ということを、よくよく理解しておいて欲しい。そう思います。
よく、「あそこが緩い」とか、「締まりがない」など、「膣圧」の影響をまことしやかに言う男性や、女性向けのサイトを見かけますが、実際には「膣圧」の違いと射精しやすさの間にはほとんど関係がない、というのが専門医の意見です。ですので「私の身体がダメなのかも」とか、「私が下手だから、、、」などと言うのは的外れ。
余談になりますが、「出産で、あそこが緩くなってさ、、、」などと平気で言う男がいますが、そんな奴は頭をハリセンでひっぱたいてやって構いません。出産と膣圧の変化に、因果関係はありません。それはただの「都市伝説」。
女性の膣というのは、性的な興奮が高まって内壁が充血した状態になって初めて、男性器や指などを「咥え込む」ような動きをするもの。挿入してもそういった反応が得られないというのは、むしろ男性のパフォーマンスに問題があると言っても過言ではない。
女性の側が、責任を感じるべき問題ではないのです。
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ここからは、僕の持論ですが。
僕は、男性が射精に至る過程には、「脳」の働きが意外と大きいのではないかと考えています。
男性器に与えられる外的な刺激に対する反射的な反応という訳ではなく、ある程度脳での思考の影響を受けているのではないか、と。
例えば、妊活中の男性は膣内射精障害に陥りやすいというのは事実ですが、これは「射精しなければならない」というプレッシャーによるもの。
僕も経験があるのですが、避妊具をつけずに行為をしているとき「中に出してはいけない」という意識が強く働くと、なかなか射精に至らないことがあります。
男の頭の中で、「射精するぞ」という意識付けというか、GOサインみたいなのが出せないと、いくら刺激を受けても出せないんじゃないか。そんな風に考えています。
何て言えばいいのかな。最後に、女性の中で果てる、というイメージが出来ていないというか。
「そんなのは本能じゃないのかな」と思っていましたが、実際にはある程度「学習」が必要なのかもしれない。
そんな風に思います。

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